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No5756 |
磐梯山
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1816.25m三等三角点峰 |
山行種別 山スキー |
ばんだいさん |
地形図 |
山行期間 |
2018年2月4日(日) |
コースタイム |
猪苗代スキー場・ミネロセンターハウス(6:45)=第1リフト降り場(6:54,7:02)→ミネロ・ゲレンデトップ゚(7:40)→赤埴山分岐(8:28)→弘法清水(10:20)-磐梯山(11:30,11:49)→休憩(12:40,12:53)→ミネロ・ゲレンデトップ(13:21)→猪苗代スキー場・ミネロセンターハウス(13:37) |
写真 |
写真は拡大して見ることが出来ます |
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ミネロゲレンデトップ |
赤埴山のトラバース |
樹林帯を抜けるが山頂にはガスがかかる |
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沼の平を進む |
沼の平から見る櫛ヶ峰 |
弘法清水へ向かって高度を上げる |
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山頂が見えてきた |
最後の登りはスキーを背負う |
山頂より猪苗代湖を見下ろす |
行動記録 |
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福島県の百名山である西吾妻、会津駒、安達太良を登り終え、積雪期における最後の集大成となる磐梯山を猪苗代側から登る計画をたてた。今年の自分の相棒は渡○さんなのだがずっと一緒にいるのでどんどんとお互いに成長していると思う。いろいろと頼ってしまう。磐梯山は、猪苗代町、磐梯町、北塩原村それぞれに登山ルートがあり標高1816mである。猪苗代側より登るには猪苗代スキー場ミネロエリアからだとリフト1本を使えば1000m、2本だと1250mまで上がることが出来る。入山届のボックスは猪苗代スキー場中央エリアセンターハウスのレスキューセンターの前にある。
9時00分まで待つとリフト2本を乗り継げるのだが、時間を考えると頂上に到着する時間が遅くなる。日曜限定で朝6時30分から運転しているアサミネロを利用して第1リフト1本だけ乗り、2本目は歩くことにした。2本目の第4リフトトップから中央エリアへとの連絡通路を歩き、夏道を使って赤埴山分岐へと向かう。雪質はアイスバーンかクラストしたモナカでとても歩きにくい。しかも、朝日が照りつけ風も無く、急登が続くのでとても暑く感じる。天の庭よりさらに高度を上げると磐梯山がどんどんと近づく。櫛ヶ峰は頂上まで望めるのだが磐梯山の東尾根コルより上部はガスがかかり全く見えない。
沼の平入口まできたものの、登る予定だった東尾根は雲がかかり状態が解らない。リスクを考え夏道沿いに弘法清水側から登ることにした。沼の平をゆっくりと進み弘法清水へと向かう。途中、煙りがあがっており硫黄臭がする。櫛ヶ峰との分岐から北方向を見ると西吾妻山が見えなかったが、眼下の銅沼には裏磐梯よりイエローフォールに向かう登山者が見えた。分岐から黄金清水までは雪付が悪く岩が顔を出している。アイスバーンなのでスキーのエッジ゙を利かせ登っていく。あまり硬い場合はスキーを背負ったほうが安全かもしれない。弘法清水に着く頃になると磐梯山頂上が見えてきた。ずっと雪雲の中にあった頂上だったが雲が抜けはっきりと見える。今の状況ならピークが踏めそうだ。天候が崩れる前に登りたい。弘法清水より頂上までは急登でハイマツが多く風もあるので雪はうねりが多い。途中でスキーを背負いワカンに履き替える。ゆっくりとジグを切りながら山頂へ向け登っていく。黄金清水には登って来る後続のパーティが見える。ハイマツの踏みぬきに注意しながら高度を上げる。磐梯山の山頂には11時30分に辿り着いた。
頂上からの眺望は、登りの時にかかっていた雲が嘘のよう無くなり、晴れて遠くの箕輪山、安達太良山、布引山が望むことができた。実に見事な眺望である。天候が崩れると下りに不安があるので、急いで下りの準備をする。下りの際に動画を撮影しようと思っていたアクションカメラの固定ねじが不調で固定ができない。せっかくバッテリーとメモリーを購入して撮影しようと思っていたのに残念な結果になった。
下りは頂上直下より東尾根へと取り付くのだがものすごいアイスバーンである。転倒したら滑落の危険もあるので慎重に横滑りでコルまで降りる。コルまでは気が抜けなかったが、コルから下は雪がついていて少しは気持ちに余裕ができたのだが、雪質がモナカ状で滑りづらい。また尾根以外は樹林が濃く雪庇があるのでこちらも十分注意が必要だ。全体的にクラストしたモナカ状の雪でパウダーー狙いで来るのであればこのコースは良いとは言えない。今回、磐梯山は滑りではなく登る事に目的があったので気にしないことにした。沢沿いを下るのであればまた違う雪質に出会えたかも知れないが、雪が安定する時期に訪れてみたいものだ。今回は鏡ヶ池へ向け降りる。
鏡ヶ池にて昼食後、登山道へ向け樹林の中をトラバースする。途中から登ってきた時のトレースに戻り天の庭へと向かう。スノーシューの跡も付いていた。天の庭の手前から樹林帯に入りミネロエリアのゲレンデトップ゚へ出た。スキー場を滑り無事にミネロのスキーセンターへと戻った。(柏) |
概念図 |
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トラック |
登り=赤 下り=青 |
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