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No5790
前烏帽子岳
1432m標高点
山行種別    山スキー
まええぼしだけ 地形図

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山行期間 2018年3月17日(土)
コースタイム
蔵王観測所(10:28)→林道から斜面取り付き(10:48)→1,104m標高点(12:07)→前烏帽子岳(13:05,13:40)→蔵王観測所(14:16)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
東北大学蔵王観測所前からスタート 秋山沢コースへ入る 急斜面に汗をかく
尾根の雪庇は崩壊が始まっている 歩きやすい尾根になる
陽ざしが心地良い
色あせた赤布があった ダケカンバ林になる
山頂付近 後烏帽子岳の向こうに屏風岳 快適に滑り降りる
慎重に尾根を下降する 急斜面の下降 マンサクの花

行動記録
 金曜日は温泉泊なので土曜日の遠出は出来ない。行くとしても近場の山と思っていた。ちょうど加○さんから前烏帽子岳の話があり、これ幸いと乗ることにした。西隣の後烏帽子岳は良く登られているが、1キロほど離れている前烏帽子岳に登る人はかなり少ない。ましてスキーで登る者はほとんどいないだろう。スタートは東北大学蔵王観測所。観測所までの道路に雪はもう無いが、観測所から先はまだスキーで歩くことができる程度は残っている。歩き始めてほどなく秋山沢コースに入り、林道の途中から斜面に取り付く。やがて急斜面となり中途半端に緩んだ雪は登りづらい。加○さんとは道具も歩き方も違うので、各々自分のラインで登るようになる。
 1時間弱汗をかくと斜度が緩んで尾根に出た。尾根の北側に雪庇が発達しているが、かなり崩れ始めている。来週はもう歩けないだろう。やがて尾根がやや広くなり、ブナや雑木の2次林の中を登るようになる。陽ざしが心地良く満ち足りた気持ちになる。小さな幸せは足もとにもあるのだとガラにもなく思ってしまう。標高が1,200mを超えると林はダケカンバが増えてくる。シールにはダンゴが付き始めたが、山頂は近いのでかまわずに登り続ける。
 スタートから2時間半以上かかって山頂に到着。思いのほか時間を要したのは、今週ずっと続いている体調不良もあるだろう。今日も咳が止まらない状態での登高だった。別な意味でも自分は「病気」である。間近に後烏帽子岳が迫り、その向こうに屏風岳の東壁が神々しい。遅い昼食を取ると下山にかかる。固い雪面にスキーを走らせる。快適ザラメになる頃にはここに登るのは厄介になるだろう。標高を下げると腐れ雪に変わりスキーを漕いで起点に到着。マンサクの花が咲いていることに気づき春を実感する。(熊)

.ルート図 登り=赤 下り=青
この地図は、国土地理院長の承認を得て、同院発行の電子地形図(タイル)を複製したものです。(承認番号 平29情複、 第353号)この画像をさらに複製する場合には国土地理院の長の承認が必要です。

トラック 登り=赤 下り=青

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