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No5804
雄国山
1271.2m三等三角点峰
山行種別  山スキー
おぐにやま 地形図

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山行期間 2018年4月1日(日)
コースタイム
猫魔スキー場(9:21)=ゲレンデトップ(9:27,9:36)→雄国沼堰堤(9:55)→雄国沼休憩舎(10:03,10:19)→雄国山(10:55,11:11)→コル・昼食休憩(11:25,11:48)→1102m標高点(12:03,12:12)→ラビスパ裏磐梯(12:36)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
猫魔スキー場ゲレンデトップから見る磐梯山 眼下に雄国沼が見える ひと滑りすると雄国沼の堰堤が見える
雄国沼の堰堤 雄国沼休憩舎 雄国山へ向かって登る
振り返ってみる雄国沼 雄国山山頂の展望台 雄国山での集合写真
飯豊連峰が良く見える 尾根伝いに滑降する 沢の源頭コルに向かって滑る
1102m標高点ピークへ登り返す ラビスパ裏磐梯に向かって滑る 981m標高点手前から沢を下る
兒○さんの滑り 沢が狭まると終わりは近い ラビスパ裏磐梯にある案内板

行動記録
 今回の初級者のためのスキー山行は半日コースの猫魔スキー場からラビスパ裏磐梯に行くことになった。仕事が忙しくてほとんど山に行けなかった渡○くんも何年かぶりの山スキーにやる気まんまんだが、果たしてどうなるものやら。時間は充分あるのでケガさえしなければ気持ちよく歩けるだろう。車を下山口のラビスパ裏磐梯にデポして猫魔スキー場へと向かう。猫魔スキー場は5月連休まで営業してくれるので、雪さえ残って入れば4月上旬までラビスパへスキーで行く事が出来る。
 登山計画書をフロントに提出し、スノーシューリフト券を購入するとフライングキャットトリプルリフトで1349m標高点ピークまで運んでもらえる。さっそく雄国沼へと滑り降りることにする。雪質はザラメで良く滑ってくれる。尾根伝いに西へと向かい、1240m標高点の広い尾根から雄国沼堰堤へと下る。1240m台地からの滑り出しが樹間の狭い林間になるので滑りづらいが、高度を下げると林を抜ける。すぐに堰堤である。この時期になると堰堤には雪が残っていなかった。堰堤の脇には雪があるので推進滑降で雄国沼休憩舎へ向かう。小屋の前のテラスでシールを付ける。風も無く穏やかな天気だ。
 次は雄国山への登りだ。最初は林間を緩やかに進み、尾根への最後の登りが少し急になる。尾根に乗ると飯豊連峰がきれいに見える。振り返ると雄国沼が眼下に見え、その奥には磐梯山が見える絶好のビューポイントだ。雄国山までは小屋から30分ちょっとで登ってこれる。展望も良くノンビリしたいところだが、お昼にはまだ早いので集合写真を撮り、シールを剥がして再び滑降に移る。
 最初は尾根伝いに北東へと進み、途中から左にルートを取り沢の源頭コルへと滑り込む。1060mの平坦地まで下って昼食休憩にした。
 シールを付け直し、ノンビリと休憩を取ってから1102m標高点ピークへと登り返す。右側の沢伝いに下ればシールを付け直す必要は無いが、この時期は途中で雪が途切れることもあるので尾根伝いにラビスパに向かった方が無難だろう。15分ほど登り返すと1102m標高点に着く。ここでシールを剥がすとラビスパまで滑り降りるだけである。981m標高点手前のコルまで下ったら右側(北側)の沢状の斜面に入る。急斜面なので初級者は苦労するかもしれないがラビスパは目の前なので急ぐ必要も無い。ゆっくりと高度を下げると道路脇のオープンバーンに出て山行を終える。休憩を含めても3時間ほどのショートコースだが、天気に恵まれれば気持ちの良い山行が楽しめる。
 今回は50歳代になって山スキーを始めたメンバーが主だったが、山行を重ねるうちにだいぶ慣れてきたようだ。1月の深雪とは違ってザラメ雪になって滑りやすくなったこともあるだろうが、スムーズに行動出来るようになったのは大きな成果といえる。20代のようにはいかないが自分なりに目標を持って頑張ってもらえればと思う。山行を終えラビスパ裏磐梯で汗を流してから、猫魔スキー場の車を回収して帰路に着いた。なお、猫魔スキー場への下山報告を忘れないように注意したい。また、ラピスパ裏磐梯の入浴料はJAF会員証で割引きしてもらえるので知っておくとお得である。(和)

概念図

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傾斜量区分図(雪崩)
トラック 登り=赤 下り=青

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