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No5808
蔵王・不忘山
1705.0m三等三角点峰
山行種別    山スキー
ざおう・ふぼうさん 地形図

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山行期間 2018年4月8日(日)
コースタイム
白石スキー場(8:33)→ゲレンデトップ(9:18)→不忘山(11:10,11:16)→ゲレンデトップ(12:02)→白石スキー場(12:19)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
化粧直ししたゲレンデ Eコースのゲレンデを登る いつものルートで歩く
徐々にガスの中へ 今年は雪解けが早い スキーをデポして山頂へ
初登頂の2人 カリカリ斜面のトラバース ちょっと滑りにくい雪でも楽しい
ブナ林のツリーラン Eコース下部まで滑ることができた 新雪はすっかり融けてしまった

行動記録
 8日の予報では山の天気はあまり良くなかったが、山仲間から山スキーのオファーがあり行くことになった。ただし、所用のため午後2時には帰宅したいのであまり選択の余地はない。結局、時間の読める近場の不忘山に登ることにした。今シーズンは不忘山への山行が多いのだが、自宅から近いこともあり半日で山頂ピストンが可能なことも理由になっている。
 昨夜に降雪があったようで、白石スキー場のゲレンデは化粧直しされて真っ白になっていた。雪が無ければスキーを担がなければならないが、これで最初からスキーで歩くことができるので助かる。積雪は5センチもないのだが、緩斜面のゲレンデならば数センチもあればシール歩行が可能になる。ゲレンデには日が射しているが稜線はガスの中で見えない。薄皮のような新雪の上を登っていくと、Eコース途中からやっと残雪の上を歩くことができるようになった。今日のメンバーの2人は、なんと不忘山が初めてだという。福島市からも比較的近い不忘山だが、1度も登ったことがないという福島の山屋さんは意外に多い。ゲレンデトップからはいつものルート取りで登る。樹林帯を抜けて尾根に出ると風が当たるようになるが思ったほどではない。高度を上げるとガスがかかってきて、残念ながら2人には南屏風岳も水引入道も見せてあげることはできない。次回のお楽しみだ。
 今年は雪解けが早いようで、ハイマツが出てしまって尾根通しで歩けないところもある。そんな場所は左の斜面に逃げるが、凍ってカリカリ斜面のトラバースは落ちそうであまり気持ちの良いものではない。山頂直下からは岩が露出しているので、スキーをデポしてツボ足で山頂を踏んだ。久しぶりの寒気に指が痛くなってきたこともあり、2人を画像に撮るとそそくさと下山することにした。固いバーンに薄い新雪が乗っただけなので滑りやすくはないが、それでもスキーでの滑降は軽快で楽しい。ゲレンデに戻ってみると3時間の間に新雪はすっかり融けていた。数時間での白から茶色へと劇的な変化に、今朝の真っ白なゲレンデが夢のようにさえ思える。Eコースは何とか雪をつないで滑り降りたが、その下はスキーを担いで歩くしかなかった。不忘山の山スキーは今日がシーズン最後のようだ。(熊)

.ルート図 登り=赤 下り=青
この地図は、国土地理院長の承認を得て、同院発行の電子地形図(タイル)を複製したものです。(承認番号 平29情複、 第353号)この画像をさらに複製する場合には国土地理院の長の承認が必要です。

トラック 登り=赤 下り=青

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