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No5832
飯豊・門内岳(門内沢)
1887m標高点
山行種別    山スキー
いいで・もんないだけ 地形図

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山行期間 2018年5月12日(土)
コースタイム
倉手山登山口P(7:40)→温身平(8:42)→長靴デポ地点・標高640m(9:57,10:12)→石転ビノ出合(10:52,11:03)→門内岳(13:32)→門内小屋(13:36,14:09)→石転ビノ出合(14:34)→長靴デポ地点(14:39,14:54)→温身平(16:00)→倉手山登山口P(17:15)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
倉手山登山口駐車場をスタート 温身平まで約1時間 夏道の崩壊箇所
婆マクレは滑落注意 地竹原付近の状況 ここからスキーに切り替える
梶川出合 石転ビノ出合 石転び沢を登る登山者
門内沢を登る 右岸からのデブリ箇所 斜度が増してくる
加○さんが先行する 藤○さんが下に小さく見える 門内小屋が見えてきた
門内岳山頂 二王子岳(手前に二ツ峰・一ノ峰・滝沢峰) 門内小屋
先週登った飯豊本山が見える 急斜面の滑降 吸い込まれそうな斜面だ
斜度は40度を超える 快調に飛ばす加○さん 早くも石転ビノ出合に
30分の滑降で長靴デポ地点に 夏道の崩壊箇所 車が数台となった駐車場に到着

行動記録
 当初石転び沢の計画にしていたが気が変わり、4年ぶりとなる門内沢に行くことにした。同行メンバーの藤○さんは門内沢がお初なのでちょうど良かった。思い起こせば山スキー初シーズンに会長に連れてきてもらったのが門内沢だった。ガスと急斜面にちょっとビビりながら登ったことを思い出す。その8年前の門内沢以来、毎年飯豊で山スキーをするようになったのだ。
 自宅を午前5時過ぎに出発。7時20分頃に倉手山登山口近くの駐車場に到着。この時期飯豊山荘までの町道は梅花皮荘入口のある大渕にゲートがあり通行止めとなる。しかし、昨年あたりから倉手山登山口の駐車場までは一足先に開通するようになった。今年は9日に開通したのだが、週末の今日は既に25台以上の車でほぼ満車状態で隅になんとか駐車(この後に来た車はズラッと路上駐車になった様子)した。石転び沢方面日帰りの登山者としてはおそらく最後尾と思われる7時40分に歩き出す。足もとはいつものように長靴だが、温身平までは約1時間かかった。温身平には10台以上の自転車とバイク2台がありこれまで見た中では一番多い感じがする。夏道の崩壊箇所と婆マクレも無事通過。この時期は地竹原の先からスキーで歩くことが多いが、今年はさらに100mほど先でスキーに切り替えた。梶川出合を過ぎるとやがて前方が見通せるようになる。
 石転びの出合付近に先行パーティーが見える。出発が遅かったせいか今日初めて見る他のパーティーだ。石転ビノ出合からは石転び沢の急登に先行パーティーが点々と見える。やはり人気の石転び沢だが我々は右の門内沢へと進む。門内沢に人影は無かったがスキーとツボのトレースが複数あった。ピッチを抑えてゆっくり登っていく。見上げる急斜面に滑降中のスキーヤーが見えた。滑り降りてきたので話すと東京からの単独男性で、昨夜移動してきて登るともう滑り降りてきたとのこと。時間も早いので登り返してもう1本滑るという。上部の急斜面では先日の雨が降雪だったようで、新雪が湿雪となりシールについて重く登りにくい。テレマークの加○さんは調子が良くどんどん先行し追いつけない。藤○さんもテレマークだが、軽さ優先の板と3ピンビンディングは急斜面の登高にはミスチョイスだったようで遅れている。
 稜線に到達すると板を外して門内岳山頂へ。ぐるりと見渡してから門内小屋に入ると遅れていた藤○さんも到着。遅い昼食だが時間はあるので少しゆっくりする。下山の滑降は登ってきた斜面より1本北の沢筋を滑ることにした。滑り出しは40度以上の急斜面で、滑ると緩んだ上面の雪がスラフとなりズルズルとどこまでも流れ落ちる。高度を下げるとまあまあのザラメになり快適に板を走らせる。しかし小石をたまにガリっと踏んでしまい思わず顔をしかめる。小屋から30分ほどで長靴デポ地点まで下降。この30分のために前後の板を担いでの長い歩きがある。林道途中でフキノトウやコゴミを採りながら歩いたので、朝以上に時間がかかってしまった。数台の車しか残っていない駐車場に17時15分到着。梅花皮荘で汗を流し(500円)帰宅した。(熊)

※今後沢の雪渓後退は進むが、まだまだ石転び沢方面は滑降可能です。ただし、夏道の崩壊箇所や沢の雪渓通過などリスクがあり、滑落・転落など要注意です。自転車利用の場合は1時間以上の時間短縮となります。

.概念図

.ルート図 登り=赤 下り=青
この地図は、国土地理院長の承認を得て、同院発行の電子地形図(タイル)を複製したものです。(承認番号 平29情複、 第353号)この画像をさらに複製する場合には国土地理院の長の承認が必要です。

トラック 登り=赤 下り=青

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