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No5987
西吾妻山・二十日平
2035m標高点
山行種別    山スキー
にしあづまやま・はつかだいら 地形図

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山行期間 2019年1月14日(月)
コースタイム
グランデコ・第4クワットリフト終点(9:14)→西大巓(10:25,10:37)→東斜面滑降(10:39,10:50)→西吾妻避難小屋(11:24,11:50)→西吾妻山(12:05,12:11)→休憩・標高1600m(13:11,13:28)→中ノ沢徒渉点(14:35)→グランデコ・スキーセンター(14:46)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
西大巓を目指す ニセピークは左から巻く 西大巓を滑り終え西吾妻山へ向かう
西吾妻避難小屋へ登り返す 西吾妻山頂で集合写真 グランデコの駐車場から西吾妻山を見るが風でガスがかかっている

行動記録
 なかなか雪が降らない今シーズン、この時を待って訪れた二十日平コースだが、積雪は少ないもののその魅力をあらためて実感させられるツアーになった。グランデコスキー場の第4クワットでゲレンデトップにあがり9時14分に登り始める。
 コースはほぼ夏道沿いだが西大巓手前のニセピークは左の樹林帯を抜け南斜面のオープンバーンに出る。途中、積雪量はまだ万全ではなくうねりはある。南斜面から尾根に向かって登ると西大巓の山頂はすぐである。西大巓には10時25分に到着、山頂で郡山労山のメンバー3人と出会った。私たちと同じく二十日平を滑るとのことだった。さて次に目指すは西吾妻山である。シールを剥がし東斜面をひと滑り、シールを付け直して西吾妻避難小屋へと向かった。
 西吾妻避難小屋で昼食休憩をしてから西吾妻山へと向かう。12時05分、西吾妻山の山頂で集合写真を撮るが、稜線はガスがまとってハッキリしない天気である。東側に少し高度を下げてから本格的な滑りに入る。斜面の雪は思ったよりも少なかったものの樹林に守られた柔らかめの雪のおかげで快適に滑ってくれる。アオモリトドマツの原生林の中を息切れするほど滑り気分を良くする。
 西吾妻の避難小屋で、単独の方から中ノ沢渡渉点の情報をいただき、例年より上流部で渡渉することにした。二十日平への下りは、いつもより右にルートを取り1650mまで高度を下げてから尾根を跨ぎ、次に平坦地を嫌って再び中ノ沢左岸に寄ったが、雪が少なく目論見通りにいかずに苦労した。1332m標高点から中ノ沢支沢に沿って高度を下げて、いつもの徒渉点より少し上で中ノ沢を渡って対岸にあがった。初めて渡った場所だったが、十分な量の雪で覆われ容易に渡ることができた。対岸は造林地で、中ノ沢に沿って降って行くと道形になり、いつものようにゲレンデに出た。二十日平コースは例年より雪は少なかったものの滑りは快適だったこととメンバーがスムーズに行動してくれたこともあって楽しく滑ることができた。ご一緒していただいた皆さん、ありがとうございました。(健)

.概念図
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傾斜量区分図(雪崩)
.ルート図 登り=赤 下り=青.
この地図は、国土地理院長の承認を得て、同院発行の電子地形図(タイル)を複製したものです。(承認番号 平30情複、 第400号)この画像をさらに複製する場合には国土地理院の長の承認が必要です。

トラック 登り=赤 下り=青

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