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No5973
鉢伏山
1576.2m三等三角点峰 飯森山系・鉢伏山
山行種別    山スキー
はちぶせやま 地形図

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山行期間 2019年1月22日(火)
コースタイム
大峠トンネル・喜多方側(7:40)→1462m標高点(11:12)→鉢伏山(11:47,12:04)→尾根(12:40)→大峠トンネル・喜多方側(13:06)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
大峠トンネルの喜多方側が出発点 標高1250m付近の急斜面 振り返って斜面を見る
1350m尾根の視界が開けた うねりが酷い 鉢伏山の山頂が見えてきた
鉢伏山の山頂に到着 山頂の少し飯森山に寄ったところからドロップする 素晴らしいパウダーだ
1400m台地まで滑り降りる 雪庇を見ながらトラバース、シールを着けずに気合いで行った 取付点に戻った

行動記録
 夜勤前だったが鉢伏山に出掛けることにした。鉢伏山の取付点である大峠トンネルは自宅から近いのだが、今年はなかなか行く機会がなかった。前日から会津は雪が降り続き、喜多方市内でも今年初の雪かきをするぐらいの降雪があったのでパウダー滑降を期待する。
 私が集合時間に少し遅刻してしまい、7時40分に大峠トンネル喜多方側にある管理棟側の除雪の低いところから尾根に取り付いた。序盤は急登だが標高1000mあたりまで上がってしまえば幾分楽になる。新雪だが脛程度のラッセルでそれほどキツくない。ブナ林を縫うように高度を上げていく。
 ラッセルを仰せつかるが私はどうしても角度が急になりやすく、色々アドバイスをもらいながら息が上がらないようゆっくり登る。新雪が積もったばかりで斜度が急なところは少しスラフが流れる。ブナの木に降り積もった雪が時々落ちてくる。標高1300mを過ぎると視界が開けたもののその先はガスがかかっている。雪はパラパラと降り続いているものの風はほとんどなく条件としては良い。
 山頂へ向けて尾根を登って行くと雪屁が発達したところに出る。標高1400mからは尾根上のうねりが強くペースが落ちたが山頂が時折見えると気分が上がった。
 11時47分に鉢伏山へ到達する。山頂でシールを剥がして滑降の準備をする。同行してくれた西○さんは山スキー歴も20年以上あり一瞬で滑降の準備が終わっていた。装備も軽量化や新しいものなどを取り入れていてとても参考になった。山頂直下は雪屁があるので少し飯森山の方向へ進んだところから斜面を滑り始める。樹木で雪の段差もありツリーホールになっている箇所もあった。
 開けた斜面を標高1400mの台地まで滑り降りるが素晴らしいパウダーだった。そこからは右手に雪屁のある尾根をみながら標高1300mの尾根までトラバースで戻る。雪が沈むのでシールを張らずに平坦トラバースするのはなかなかキツい。少し下り気味でも下りラッセルになる。ウロコ板テレマークの西○さんに先行してもらいなんとか尾根に戻る。テレマークとアルペンの板では機動力の違いがあり時間がかかってしまって申し訳なかった。そこから駐車場までは新しく積もった雪のお陰で快適なブナ林の滑降を楽しめた。楽しい山は確かに近くにあった、これからはできるだけ機会を作って訪れたいと思う。(理)

.概念図
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傾斜量区分図(雪崩)
.ルート図 登り=赤 下り=青.
この地図は、国土地理院長の承認を得て、同院発行の電子地形図(タイル)を複製したものです。(承認番号 平30情複、 第400号)この画像をさらに複製する場合には国土地理院の長の承認が必要です。

トラック 登り=赤 下り=青

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