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No5998
箕輪山
1718m標高点(1718.5m三等三角点峰)
山行種別    山スキー
みのわさん 地形図

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山行期間 2019年2月2日(土)
コースタイム
旧115号国道・駐車地点(9:40)→1,292m標高点(10:50)→東尾根(11:20)→三角点(12:20)→昼食(13:30,13:46)→登り返し滑降→駐車地点(14:30)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
旧国道から斜面に取りつく 灌木帯を登る 雪庇のある尾根に乗る
急斜面にジグを切る 緩やかなオープンバーンを登る ガスで視界が奪われる
三角点付近を今日の山頂とした 安全地帯まで下降した いくらか視界も出てくる
雪質も徐々に滑りやすくなる 急斜面を滑り降りる 楽しいツリーラン

行動記録
 箕輪山の東尾根は半日程度のショートツアーである。国道115号の東鴉川トンネル西口から旧国道115号に入ってすぐに車を置いて登る。天気は曇りで風は弱いが上の方はおそらく吹いているだろう。斜面に取り付くと積雪量が少ないせいもあり灌木がうるさい。急斜面になると若手メンバーがぐいぐい登っていくがこちらはマイペース。1,292m標高点に乗ると雪庇による顕著な白い尾根ルートになる。左側の雪庇に注意しながら登ると、東尾根北側の急斜面になる。ジグを切って登るのだが、どうしても若手は急な角度で強引に登りたがる。こちらは無理せず緩い角度で登り、結果的に楽に早く尾根に上がることができる。年の功というべきか。
 東尾根に出るとガスがかかってきた。山頂方向は真っ白である。樹林のうねりを避けて左回りにルートを取る。登っていくに従いよりガスが濃くなり風も強くなってくる。お互い確認できるように隊列を組んで歩く。視界はなくなり斜面と空間の境界もはっきりしないのは気持ちが悪い。風に叩かれながら歩を進め、GPSで三角点まで到達したことを確認したところで今日の山頂とした。
 シールを付けたまま下山するが、平衡感覚が変なうえにシュカブラに足を取られて転倒者続出。樹木が見えてくると平衡感覚も戻りひと安心だ。風の当たらない安全地帯でシールを剥がし、滑降モードにチェンジする。往路を辿ろうとするがトレースはほとんど消えてしまっている。高度を下げると視界も戻って滑りを楽しめるようになる。樹林帯に入れば柔らかい深雪のツリーランである。あちこちの斜面で歓声が上がる。ここは樹林の北側急斜面ということで、手軽にパウダーを楽しめる穴場のような場所なのだ。あまりに良かったので昼食後に登り返してお代わりをしてしまった。厳冬期はここだけを滑りに来ても良い。天気の悪いときや風のある時は樹林帯の中で遊ぶことができる。ただし降雪後は雪崩に注意したい。スタート地点に戻って今日のツアーを終了した。今回は登り返したので行動時間4時間50分となったが、ピストンだけなら4時間程度のショートツアーコースである。(熊)

.概念図

.ルート図 登り=赤 下り=青.
この地図は、国土地理院長の承認を得て、同院発行の電子地形図(タイル)を複製したものです。(承認番号 平30情複、 第400号)この画像をさらに複製する場合には国土地理院の長の承認が必要です。

トラック 登り=赤 下り=青

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