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No6023
猫魔ヶ岳
猫魔ヶ岳 1403.6m一等三角点峰
山行種別    山スキー
ねこまがだけ 地形図

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山行期間 2019年3月3日(日)
コースタイム
猫魔スキー場(8:23)=デーブゲレンデトップ(9:03,9:13)→猫魔ヶ岳(9:34,9:37)→1349m標高点ピーク(10:12,10:20)→雄国沼休憩舎(10:44,11:32)→雄国山(12:07,12:16)→大塩川源頭(12:48)→1102m標高点ピーク(13:02,13:11)→ラビスパ裏磐梯(13:35)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
雪の無いセンターハウス前でビーコンチェック ゲレンデを歩いてリフト乗り場へ リフトの運転開始は8時30分から
リフト乗り場 リフトの運転開始を待つ 猫魔ヶ岳から猪苗代湖を望む
猫魔ヶ岳から見える磐梯山 桧原湖も見える 雪の中にあるはずの山頂プレート
1349m標高点ピークへ移動する 眼下に雄国沼が見える 雄国沼の堰堤を歩いて休憩舎へ向かう
雄国沼休憩舎 雄国山へと向かう 雄国山でシールを剥がして滑り始める
1102mピークからラビスパへの下り ラビスパへ向け最後の急斜面を滑走する ラビスパ裏磐梯へ到着

行動記録
 本日は、猫魔スキー場から猫魔ヶ岳へ登り雄国沼休憩舎、雄国山を経てラビスパ裏磐梯にルートをとった。車2台をラビスパへデポをしてから猫魔スキー場へと向かった。センターハウスが開くのは8時なので、ビーコンチェックをしてからレスキューセンターへ登山計画書を提出する。前もって登山計画書とルート図を作成しておくと現場で登山届けを書く手間が省けるのでお勧めである。
 今年は1349m標高点にあがるリフトが運休しているので、猫魔ヶ岳に直接向かう真ん中の2本を乗り継ぐのが良い。レスキューに登山者が使用できるリフトはどれか確認したら、計画書さえ提出すればどのリフトを使っても良いとのことだった。シーズンによって異なる場合があるので確認は必要だ。
 フォレストキャットチェアリフトの運転開始は8時30分、乗り継ぎのディープキャットチェアリフトの運転開始は9時00分だ。時間にはかなり余裕があり、2本目のリフト前でだいぶ時間待ちとなる。ゲレンデトップの右脇よりシールを付けコース外へと出る。朝一の圧雪されたコース内のカリカリのバーンとは違い、アイスバーンでカリカリだが圧雪されてないだけまだ歩きやすい。ここですら積雪は150cmで今年は極端に雪が少ない。このままシーズンが終わってしまうのだろうか。
 ゲレンデから離れ目の前に見える尾根に取り付くのだが、今年は雪庇もあまり発達していなくて簡単に取り付ける。そのままディープキャットチェアリフトの目の前にある小ピークを右側から巻くように登って行き、猫石からの尾根を合わせるとすぐに猫魔ヶ岳の山頂である。木々に付いていた霧氷が雪面に落ちていて最近の気温の高さを物語っている。
 次にシールを付けたまま1349m標高点の小ピークを目指す。1349mまでは尾根を歩くので道に迷うことは無いと思う。右手遠くに箕輪山が見える。これから向かう雄国山も見える。1349mの小ピークでシールを外し雄国沼休憩舎へと向かう。稜線を降りる際には右側へ寄り過ぎると雄子沢へ降りてしまうので注意が必要だ。また左へ下りすぎると雄国沼へ出てしまう。例年だと沼の上も歩るくことができるが尾根伝いに下るのが無難だろう。
 雄国沼は、未だ雪で覆われているが堤防は一部土が露出していた。それでもスキーを付けたままで雄国沼休憩舎へ行けた。休憩舎には多くの登山者が休んでいた。少し早めだが昼食をとることにした。休憩後、シールを貼り直して雄国山へと向かう。樹林帯を登り尾根に出たら稜線上を雄国山へと向かう。ここでシールを剥がしラピスパへの下りにかかる。1164m標高点とのコルまで降り、大塩川支流の源頭へと下る。いつものように早めに左に折れた方が樹間が広く滑る距離も長いようだ。最後の小ピーク(1102m標高点)に登り返すためにシールを貼り直す。ここからラピスパまでは稜線を滑り夏道の東口分岐から左の尾根に入り込む。途中、笹や灌木が出ており、雪質もストップ雪だったり、うねりがあったりと今シーズンの少雪さがうかがえる。
 981m標高点手前ねコルからラピスパの駐車場へと降りる急斜面もうねりが多く、転倒する人もいて慣れていないと大変だ。急斜面を滑り降り駐車場前のオープンバーンを滑り降りると山行も終わりである。2月にリフトを使わないで猫魔ヶ岳へ登ってみたが、今日の行程はそんなに時間もかからないので、リフトを使わないで今回のルートを辿ることもできそうだ。来シーズンは是非挑戦してみたいと思う。(柏)

.概念図

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傾斜量区分図(雪崩)

トラック 登り=赤 下り=青

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