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No6034
箕輪山
1728m標高点(1718.5m三等三角点峰)
山行種別    山スキー
みのわさん 地形図

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山行期間 2019年3月24日(日)
コースタイム
箕輪スキー場・Cリフト降り場(8:20)→箕輪山(10:16,10:44)→東鴉川源頭(11:05,11:22)→1506m標高点尾根(11:46,12:00)→僧悟台(12:12)→見晴台(12:33)→湯川徒渉点(13:31)→塩沢スキー場登山口(13:45)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
箕輪スキー場の駐車場から上部を見上げるが箕輪山の山頂はガスの中である Cリフトから箕輪山を目指す 左に鬼面山を見ながら登っていく
奥に見えるのは観測機器? 北側斜面は、いくらかシュカブラが少ない 箕輪山の導標
東鴉川源頭 尾根を進む 僧悟台の導標
見晴台 見晴台を過ぎると雪が途切れる 完全に雪が消えてスキーを背負って下りる
登山道もすっかり雪が消えていた 塩沢スキー場に出る 雪が消えたゲレンデ

行動記録
今回は、箕輪スキー場から箕輪山に登って塩沢スキー場へ下るルートを計画した。箕輪スキー場のリフトを使えるので比較的短時間で安達太良の主稜線を横断できるのも魅力のひとつだ。
 下山口となる塩沢スキー場の登山口に車を1台デポしてから箕輪スキー場へと向かう。向かう途中にこの時期としては珍しく寒気が入り、お陰で道路にはうっすらと雪が積もっていた。箕輪スキー場レストハウスのチケット売り場に登山計画書を提出し、Cリフト用のリフト券を購入(@600円)する。ゲレンデには約5センチの新雪があるのだが重くて滑らない。しかも上部はガスがかかり箕輪山が全く望めない。
 Cリフトを1本だけ乗り、リフトを降りてからシールを貼っていざ箕輪山のピークを目指す。元々風が強いエリアなのだが今日は箕輪山に登ってから塩沢に下るので、リフトを降りたら箕輪山の北斜面から回り込むように登る。風を背中から受けるようになりシュカブラも気持ち少ない。ゲレンデトップから登るよりは風はいくらか避けられるような気がする。途中、ガスが途切れ合間に鬼面山が見えた。夏道より左に寄ってゆっくりと高度を上げていく。北斜面への取り付きなのだがずっと右側にピークを見ながら沢の源頭部まで進み沢状の地形に沿って上がると簡単に登ることができ、ガスの中でも比較的登りやすい感じがする。だが下山に使うと風を逆に受ける事になりそうだ。
 今年は、シュカブラは残っているのだが1部笹が出ていたりして雪が少ないためルート取りが大変だ。少し時間はかかったものの無事10時16分箕輪山のピークに立った。ずっと強風の中を登ってきたので休憩は無しだった。山頂でシールを剥がしすぐに東烏川の源頭へと滑り下りる。いくらか右に寄ったこともあるが、途中まではうねりのある硬く締まった雪の中を滑る。見通しが利けば雪面を確認しながら真っ直ぐ東鴉川の源頭まで快適な滑りが楽しめるのだが、それは次の機会にしよう。鉄山とのコル(笹平)の下部から沢沿いに東鴉川源頭までは、新雪がうっすら積もっていて今の時期としては珍しく実に気持ちが良い滑りが楽しめた。滑り降りると夏道の標識を確認する。ここまで来るとガスもいくぶん薄くなり見通しも利くようになり、風も山頂から比べるとだいぶ弱くなる。
 東鴉川源頭の標識まで滑り降りてから、シールを再度貼り直し、僧悟台へ向かう1506m標高点尾根に乗る。尾根まであがったらシールをはがし滑降開始である。これより下はヤブが多いものの滑れないわけでもない。しかし小回りが不得意だと苦労する。土湯スキー場跡のリフト後を左に見て進むと見晴台である。見晴台からは福島市内を遠く見下ろすことが出来る。雪が付いていたのは見晴台までで、高度を30mほど下げると雪が途切れてきてスキー板を担ぐことになる。例年だと今の時期はかろうじて湯川までは雪が残っていることもあるのだが、今年は標高の低いところの雪解けが早いようだ。途中からは完全に夏道を歩くハメになった。湯川を夏道の丸太橋で徒渉し馬返しに出て塩沢スキー場に出た。雪の無い塩沢スキー場は既にクローズしており、夏道沿いに下って車をデポしておいた登山口へは13時45分に着いた。その後、箕輪スキー場に車を回収に戻り、登山計画書を提出してきたレストハウスに下山報告をして山行を終えた。(柏)

.概念図

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傾斜量区分図(雪崩)

トラック 登り=赤 下り=青

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