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No6277
姥ヶ岳 1670.1m三等三角点
山行種別  山スキー
うばがだけ 地形図

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山行期間 2020年2月29日(土)
コースタイム 志津ゲート(8:30)→ネイチャーセンター(9:05,9:12)→姥沢(10:45,10:57)→リフト下駅(11:22)→リフト上駅(12:15,12:23)→姥ヶ岳(12:52,13:09)→リフト上駅(13:15)→リフト下駅(13:25,13:45)→姥沢(13:48)→ネイチャーセンター(14:39)→志津(14:58)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
すでに除雪が始まった志津のゲート 除雪された道路を歩く 旧国道との分岐でスキーを付ける
月山荘分岐付近を除雪するロータリー車 ネイチャーセンター 石跳川に沿って進む
遊歩道に沿って登ってみた 姥沢までくると月山の山頂部が見える 姥沢にはスノーキャット(ピステン)の跡があった
リフト乗り場(下駅)へ向かう 月山リフトの下駅 上駅まで上がる
月山は雲に隠れてしまった 姥ヶ岳へと向かう 姥ヶ岳の山頂、鳥海山も見える
三角点?が顔を出していた 滑降の準備にかかる 山頂で集合写真
雪が重くなってきた ほぼ沢伝いに下降する リフト下駅付近で遅めの昼食
ほぼ登ってきたルートを下ってネイチャーセンターへ すっかり乾いてしまった道路を歩いてゲートに戻る だいぶ車も減っていた

行動記録
 みんなと休みも合ったので姥ヶ岳へ登ることになった。午後から天候が崩れるかもしれないと心配したが、行動中日差しもあり天候にも恵まれて楽むことができた。
 志津のゲート前には8時過ぎに到着、すでに7〜8台の車が止まってる。除雪作業が始まり道路に雪は無い。スキーを担いで歩き始めると脇は雪の壁。月山荘分岐付近をロータリー除雪車が作業の真っ最中だ。旧国道との分岐まで行き、そこからスキーを履いてネイチャーセンターを目指す。先行者のトレースがあったのでビジターセンターまで35分で到着。風は無く日差しもあってジャケットを脱いで体温調整する。上空には巻雲が出始めたので、そう遅くなく雨か雪に変わるかもしれない。先行のトレースはネイチャーセンターの手前で石跳川へ向かうものと、ネイチャーセンターの道路を突っ切って真っ直ぐ登っているものとがあった。真っ直ぐ進んでも良いのだが,今回は姥沢からネイチャーセンターへ下るルートを知っておきたかったので、ネイチャーセンターから石跳川に沿って進むことにした。12月の時には埋まっていなかった枝沢の橋も今回は埋まっていて幅が3mほどに広がっていた。
 ネイチャーセンターから300m行ったところから右の斜面に取り付く。トレースは無いのでラッセルになる。姥沢に上がったのが10時45分、2時間15分ほどかかった。ラッセルになれていないメンバーもいるので練習にはちょうど良い。姥沢の道路は舗装路終点まで圧雪車の跡があった。先行者のトレースはここから真っ直ぐ姥ヶ岳へと向かっているが、私たちは予定通りリフト下駅まで行ってから沢の右側を登った。沢の勾配が増してきたところで右の樹林帯に入り高度を上げリフト上駅の「月山」の看板のところには12時15分に着いた。昼食を取りたいところだが、天候が崩れるといやなので昼食休憩は下り始めてから時間を取ることにして山頂へと向かう。姥ヶ岳の山頂には12時52分に着いた。風は無く、月山の山頂部は雲の中だが鳥海山が見える。
 シールを剥がし滑降に移る。雪質は堅いバーンの上に砕けた雪がパックされたようなシュカブラで抵抗が一定していて快適で滑りやすい。先行パーティはスキーが旨い人たちのようで南尾根のオープンバーンを一気に滑り降りたようだが、私たち初心者カメ組はまずはリフト上駅までのオープンバーンを滑り降りる。標高差は170mほどなので、あっと言う間に降りてしまう。
 次は沢を下部まで滑ってみる。雪は重くなってきたが抵抗は一定なので快適にターンもできリフト下駅まで下った。重い雪になれないメンバーはだいぶ苦労したようで、足が攣ったというメンバーも出て来たので遅めの昼食休憩をとることにした。
 芍薬甘草湯にお世話になりながら、その後も重い雪に苦労しながら姥沢から石跳川へと下る。途中で何度か小休止を入れながらネイチャーセンターには14時39分に到着。登ってきたトレースを使って旧国道へと下った。最後はスキーを脱いですっかり乾いてしまった舗装路を歩いてゲートには14時58分に戻った。
 今日は最後まで薄日が射し天気が持ってくれた。振り返って見た湯殿山がすばらしく、今度は湯殿山を登ってみたいとの話が出る。今日の除雪作業でネイチャーセンター分岐より上までは除雪を終えたようただ。間違いなく3月中旬までには除雪は完了しそうだ。今年の南東北は本当に雪が少ない。月山エリアまでくると滑るに支障ない程度に雪があって、地元の人たちがうらやましい。月山スキー場のオープンも今年は2週間前倒しになった。早く春スキーの季節になるのは良いが,山スキーを楽しめる期間は間違いなく短くなりそうだ。(和)

ルート図
この地図は、国土地理院長の承認を得て、同院発行の電子地形図(タイル)を複製したものです。(承認番号 令元情複、 第435号)この画像をさらに複製する場合には国土地理院の長の承認が必要です。

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傾斜量区分図(雪崩)
トラック 登り=赤 下り=青

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