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No6292
刈田岳
1757.8m三等三角点峰
山行種別    山スキー
かっただけ 地形図

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山行期間 2020年3月22日(日)
コースタイム
すみかわスキー場(11:54)→刈田岳避難小屋(14:08,15:02)→すみかわスキー場(15:38)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
スタート地点 雪上車道を歩く 中央コースに入る
ガスが濃くなった 刈田岳避難小屋 フキノトウの天ぷらが美味い

行動記録
 朝から雨模様。しかし予報では午後から回復傾向のようなので蔵王の杉ヶ峰を目指すことにした。すみかわスキー場をスタートしたが時々雨が降ってくる。ウエアは濡れそぼってくるがそのうち上るだろうと歩いていく。こんな天気でもリフト営業中なのでゲレンデは登らずに雪上車道をトレースする。
 途中から中央コースに入る。雪は少ないが歩くには問題ない。我々以外には誰も見当たらないがこの天気では当たり前か。と思っていると上から声が聞こえてくる。登っていくとボーダーの8人ほどのグループが休憩中。キャットツアーのグループのようだ。こんな天気でもボーダーの若者たちは元気だ。ガスは抜けそうもないので杉ヶ峰は諦め刈田岳のピストンに変更する。
 雨はいつしか小さな氷の粒となった。ウエアに落ちて音を立て風が吹くと顔にパチパチと当たる。ガスで視界が利かないが斜度からして剣ヶ峰の辺りだろうと推測。目印の竹竿があるので何とかルートをたどれる状態。突然刈田岳避難小屋がガスの中に現れた。濃いガスで目の間にくるまで何も見えないのだ。キャットツアーのグループ5人が小屋から出てきたのと入れ替わりに小屋に入る。ストーブをつけて昼食とする。ずぶ濡れなので火がありがたい。体からさかんに蒸気が白く立ち上る。ガス待ちもかねて小屋でゆっくりするがもちろんウエアが乾くはずもない。
 1時間近くいて外に出るとガスは変わらず。かえって濃くなりミルクの中にいるようで感覚がおかしくなる。目標物がないと自分では止まっているのか動いているのか分からなくなる。ゆっくりと下っていくと視界が戻ってきた。やれやれとひと安心。結局最後まで天気は回復せず。スキー場から見ると下界では陽も差しているようだ。すっかり当てが外れたがトレーニングと思えばこれもありか。帰り道でフキノトウ採り。帰宅して春の香りを味わった。(熊)

.概念図

.ルート図 往路=赤 復路=青.
この地図は、国土地理院長の承認を得て、同院発行の電子地形図(タイル)を複製したものです。(承認番号 令元情複、 第435号)この画像をさらに複製する場合には国土地理院の長の承認が必要です。

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