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No6296
月山 1979.8m一等三角点峰
山行種別  山スキー
がっさん 地形図

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山行期間 2020年3月30日(月)
コースタイム 志津(6:27)→ネイチャーセンター脇取付点(6:46)→姥沢(7:49)→リフト下駅(8:07)→リフト上駅(8:49)→四ッ谷川源頭(9:03,9:15)→牛首(9:51,9:57)→月山(11:02,11:10)→東面滑降→標高1610m地点・休憩(11:24,11:34)→登り返し→月山・鍛冶小屋跡上部下降地点(12:38,12:46)→四ッ谷川源頭(13:15,13:25)→姥ヶ岳(13:59,14:11)→1285m標高点→志津(15:07)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
小尾根のブナの林を歩く ブナ林の中にある杣小屋? 姥沢駐車場手前のブナ林
除雪され一般車が乗り入れられるようになった姥沢駐車場 月山スキー場へ向かう ゲレンデ下部を歩いて登る
リフト上駅 四ッ谷川の源頭から牛首へ向かって登る 月山山頂から見る鳥海山
東面から念仏ヶ原方面を望む 滑った東面を振り返る 葉山(村山葉山)も見える
柴灯森 姥ヶ岳への登り 姥ヶ岳から月山を見る
リフト上駅を左に見て滑降を開始する 眼下に見るリフト下駅 1285m標高点尾根からの急斜面を滑る

行動記録
 このところ新型コロナウィルスの影響で不要不急の外出自粛が言われている中、人との接触しなければと月山に行って来た。志津には6時過ぎに着き準備をして歩き出す。ゲートは7時から通行できるのだが今日はここからスタートする。
 ネイチャーセンター手前の小尾根を登り、GPSデータで確認しながら静寂なブナの林を通り姥沢の駐車場を目指す。駐車場には7時49分に到着。平日なのにすでに10台ほどの車があり、大半は出発したようだ。リフト下駅を右に見て沢伝いに登り、リフト上駅まで来ると月山が間近に見えてきた。雪解けが早いのか地肌も出ている。ここでシールを剥がして東面を滑る。時間が早いのかバーンが固い。先行者は4〜5人、快晴で風も無い。シールを付けエネルギーを補充して、これからの登りに備える。牛首に向けて順調に高度を上げ、最後の急斜面で風が冷たくなりジャケットを着込む。所々凍結しているので、鍛冶小屋跡への登りはスキーを担ぐ。草、木を避けながら滑落の危険のない所まで、ようやく辿り着く。正直アイゼンが欲しいところだ。まだ安心は出来ない。アイスバーンを避けながら登るが薄い雪の下はアイスバーンで、何度か転びながら山頂手前の平坦地まで頑張るが、心身共に疲れた。
 山頂からは鳥海山や先週行った葉山の姿が良く見える。やはり雪が少ないのだろうか例年より黒い部分が目立つ。写真を撮り、待望の滑走だ。東面に飛び込むが縦溝が酷く滑りづらい。ボコボコターンでガッカリだが、それでも緩斜面になるとフラットになってくる。固いバーンと雪の吹き溜まりが相互にあり、柔らかい雪を狙って約350m下って昼食とした。昼食をとったら緩やかな斜面をのんびりと鍛冶小屋跡上部の下降点まで登り返す。
 ここでシールを剥がして滑走を開始する。ガリガリの狭い急斜面は横滑りで慎重に下り、後は柔らかそうな雪を探しながら滑走して安全な場所で大休止をとった。次に四ツ谷川に向けて滑走する。緩やかになった所に朝にはなかった進入禁止のロープが張ってあった。スキー場のオープンに合わせて設置したようだ。時間も早いので姥ヶ岳まで登り返す。姥ヶ岳の東面上部は縦溝があるので、スキーヤーのみなさんは中腹から滑っているようだ。
 姥ヶ岳の山頂からゲレンデの西側を滑走する。途中からフラットなバーンになり雪質もザラメの雪に変わりスキーが良く走ってくれる。月山からの滑りより、こちらの方が条件が良い。1285m標高点尾根からゲレンデをはなれて林の中の急斜面に入る。ここが今日一番の滑りができた所だった。
 やがて緩斜面になり南に進路を変える。最後は沢の左側に来てしまいネイチャーセンターには行けない。どうも東に寄りすぎた。前にも経験があったので、そのまま下って道路に出る。道路に出たらネイチャーセンター分岐まで歩き、またスキーを履いて滑る。最後は道路脇を推進滑降してゲートまでスキーを脱がないで戻った。今日の反省点としては、この時期の月山はよほど気温が高くなければ凍結していることが多くアイゼンは必須である。命、ケガには変えられないので準備を怠らないように。(菊)

概念図

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傾斜量区分図(雪崩)
トラック 往路=赤 復路=青

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