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No6488
蔵王・杉ヶ峰 1744.7m三等三角点峰
山行種別    山スキー
ざおう・すぎがみね 地形図

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山行期間 2021年1月15日(金)
コースタイム
すみかわスキー場(5:53)→刈田峠避難小屋(8:10)→杉ヶ峰(9:06,9:16)→前山(9:33,9:46)→刈田峠避難小屋(10:16)→刈田岳(11:20,11:28)→すみかわスキー場(11:53)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
ゲレンデトップ近くで明るくなる 中央コースへと入る 薄くガスがかかっているが青空
朝イチで井戸沢を滑るボーダー達 エコーラインから刈田峠方向へ 今年は会えた樹氷群
雪に埋もれた刈田峠避難小屋 前山の東斜面をトラバース 太陽が大きい
青と白の世界 杉ヶ峰山頂直下 屛風岳方向
杉ヶ峰山頂から刈田岳方向 杉ヶ峰東斜面は固いバーン 前山へ向かう
前山の山頂 前山から見る杉ヶ峰 前山の東斜面を1本
ひと滑りして屏風岳方面を望む 枯れたオオシラビソは樹氷にならない 刈田岳へ向かう
エコーライン 雪と氷に閉ざされたレストハウス 賑わう刈田岳
井戸沢源頭を1本 井戸沢を振り返り見る 刈田岳を背に滑り降りる

行動記録
 天気予報では15日は好天のようだ。平日だが蔵王の樹氷を見に行きたいと思った。昨年は散々な天候でまともな樹氷を見ることはなかったので余計にそう思う。チャンスを逃がしたくないので半日の時間を作り昼までに下山の計画とした。すみかわスキー場を午前5時スタートの計画が結局6時近くになってしまった。まだ暗いがぼんやりと雪面が見えるのでヘッデンを点けずに歩き出す。ゲレンデトップから中央コースに入る頃にはすっかり明るくなっていた。目印の赤布がある中央コースに入る。朝はまだ寒気が残っているようで薄くガスっている。凛とした空気が気持ち良い。登っていくとやがて刈田岳の井戸沢源頭斜面が見えてきた。早くも7人のボーダーが滑っている。上部はガスの中なので先に前山に向かうことにした。エコーラインから雪原へと入るとここ何日か降雪も無いようでラッセルいらずだ。刈田峠から前山にかけて樹氷原が広がっている。やや小ぶりな印象だが見事な樹氷を見ながら快調に足を延ばす。この分なら大丈夫だろうと欲が出て杉ヶ峰まで行くことにした。
 前山の東斜面をトラバースして杉ヶ峰に向っていると徐々に青空が広がってきた。まだ少しガスが残っているものの良い眺めだ。近年オオシラビソの枯死が広がり以前の樹氷原の眺めはかなり変わった。葉がなければもっこりと丸みのある樹氷にはならないのだ。杉ヶ峰の東斜面はウインドクラスト気味で固い雪面なので滑るのは止めた。山頂からの眺めを楽しむと戻り足で前山へと向かう。風があまり当たらないだろう前山の東斜面は比較的雪が柔らかい。山頂直下のオープンバーンを滑ることにする。それほど長さはないが快適な滑降を楽しめた。刈田峠避難小屋を経由し刈田岳へと登っていく。レストハウスの左から回り込んで刈田岳に登る。山頂の神社は登山者で賑わっていた。風もほとんどなく穏やかな青空に白く氷結した建物が映える。井戸沢源頭には多数のシュプールがあり自分も滑って1本加える。締まってやや固い雪面だが比較的滑りやすい。一気にエコーラインまで滑り降りた。見上げると斜面上部南側の雪庇が例年並みに大きく張り出している。崩壊したり雪崩れたりするので要注意個所である。中央コースを滑りスキー場へ戻ると仕事へ向かった。(熊)

.概念図

.ルート図 往路=赤  復路=青
電子地形図(タイル)(標準地図)を加工して作成

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