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No6512
鉢森山 1003.6m三等三角点峰
山行種別  山スキー
はちもりやま 地形図

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山行期間 2021年2月7日(日)
コースタイム 県道板谷米沢停車場線・峠駅分岐点(9:26)→送電線下(9:44)→尾根取付き(10:44)→鉢森山(11:00,11:15)→昼食休憩(11:40,12:01)→県道板谷米沢停車場線駐車地点(12:37)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
県道板谷米沢停車場線・峠駅分岐点に車を止める 除雪されていない県道を進む 大きな風力発電の風車が立つ
風車の管理は雪上車で行われている ツアーコースの切り開き ガスが出てきて見通しが悪くなってきた
風もありホワイトアウトに近い 山頂にある秩父宮登山記念碑 山頂での集合写真
山頂にはパラボラが建っている ガスの中を下り始める 昔のツアー標識がまだ残っている
風力発電の管理道に出る 圧雪されているので平坦だが何とか滑る 駐車地点にある馬場平ツアーコースの標識

行動記録
 今日は米沢市板谷にある鉢森山へ行くという柏○さんたちに便乗して、藤○さんの山スキー練習山行を企画した。スキー初心者にとっては半日ほどで楽しめる手頃な山である。風力発電の工事が始まってからご無沙汰していたので3年ぶりになる。この風力発電所は「いちごECOエナジー株式会社」が建てたもので、名称を「いちご米沢板谷ECO発電所」といい、試運転を経て今年2月から本稼働とのこと。管理事務所は峠駅へのT字路分岐の手前にあり、ツアーコースが除雪で分断されるの心配していたが、冬期の保守管理は雪上車で行われているようで山行に支障することは無かった。
 峠駅への分岐点の県道除雪終了点に車を止め、2mほどの雪の段差を乗り越えて未除雪の県道板谷米沢停車場線を歩き出す。10分ほど進むと雪上車で圧雪された道にぶつかる。左にある風車のための管理道だ。多少段差はあるものの歩くには支障は無い。そのまま県道を進むと送電線下に出るので広いオープンバーンになっている送電線の下を横切る。もう少し進んでから右のツアーコースに入るのだがタイミングを逃して左の緩やかな尾根に進んでしまった。ここは下りに使ったツアーコースを進むか、沢の際を進むと素直にスキー場から尾根通しに付いているパラボラの管理道に出ることが出来る。ルートを修正して尾根に戻った。
 尾根は雪庇が発達するオープンバーンで、少し勾配はあるものの初心者でも登下降には問題ない。ガスがかかり見通しが利かなくなった。ホワイトアウトの中を15分ほど登り鉢森山には11時ちょうどに着いた。山頂には秩父宮登山記念碑があり、大きなパラボラの電波塔が建っている。三角点は更に50mほど進んだ台形の山頂部西側にあるが、今日は天気も悪いので確認することなく滑降の準備にかかった。
 今年から山スキーを始めた藤○さんはスキーもあまり経験が無いので下りの時間は多めに取ってある。辛うじてボーゲンは出来るものの横滑りをまだできない。練習をしながらゆっくりと高度を下げる。15分で登った尾根を25分かけて下り、尾根の末端まで下って昼食休憩をとった。
 ここからツアーコースに沿って県道の峠駅分岐まで戻ることにする。このルートは馬場平ツアーコースと言って栗子スキー場の第3リフト降場から板谷駅まで続いている。今では峠駅まで除雪がされているので、県道の峠駅分岐の除雪終了点まで利用するか、途中から送電線下を滑って県道の途中に滑り降りる。気温が高く雪は重くなってきた。藤○さんは慣れないので悪戦苦闘だ。古いツアーコースの標識が至る所に残っている。始めて鉢森山を訪れた柏○さんたちは、その標識を見て珍しくて大喜びしている。造林されたこともあって昔のツアーコースは途中で不明瞭になるが、誤って下り過ぎなければ送電線下に出るので心配は無い。圧雪された管理道に出て送電線の下を抜ければ未除雪の県道板谷米沢停車場線に出る。分岐のゲートまではひと滑りである。ゆっくり往復しても3時間ほどのショートコースで、条件さえ良ければ展望も得られて滑りも楽しめる。(和)

ルート図
電子地形図(タイル)(標準地図)を加工して作成

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トラック 往路=赤  復路=青

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