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No6518
箕輪山 1728m標高点(点名:箕輪 1718.5m三等三角点)
山行種別  山スキー
みのわさん 地形図

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山行期間 2021年2月13日(土)
コースタイム 箕輪スキー場(8:30)=Cリフト終点(8:38,8:47)→箕輪山(10:01,10:23)→仏沢源頭(10:39,10:51)→鉄山避難小屋(11:17,11:44)→迷沢渡渉点(12:27,12:45)→国道115号・岩弓橋(12:56)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
箕輪スキー場のCリフトに乗り込む Cリフト終点からシールを付ける 磐梯山がきれいに見える
箕輪山に向かって登る 振り返って見た磐梯山 今日ご一緒していただいた鈴○さん
計測機器がある(気象庁の地震計) 箕輪山から南側の本山を望む 二本松市側は雲海が広がる
南東斜面へ滑り込む 笹平の僧悟台分岐標識 仏沢源頭を詰めて鉄山避難小屋へ
迷沢の源頭部へ滑り込む 雪質も良く程よく滑ってくれる 標高1400mのオープンバーン
天気も雪も良く快適に下る 日差しが強く雪も重くなってきた 作業道(地竹取り道)に下る
尾根伝いに林の中を下るか作業道を滑るかは人それぞれ 迷沢の渡渉点 迷沢の氷柱は今年も健在
仏沢に架かる橋は少し傾いていた 遭難事故防止を呼びかける看板 岩弓橋のところに出る

行動記録
 先週は荒天のため退却した箕輪山だが、今週の天気は打って変わって晴天となり風も無く絶好の山スキー日和になった。土曜日なので下山口なる新岩弓橋側の駐車スペースはいっぱいになる可能性もある。また大型車が車寄せする場所なので登山者が何台も駐車すると大型車が入れなくなってしまうこともあるので、岩弓橋の猪苗代側にある駐車スペースに車をデポした。こちらの方が下山してから近いし迷惑にもならない。
 箕輪スキー場のレストハウスのチケット売場でCリフト券600円を支払い、脇にある登山届を記入する。Cリフトは8時30分からなので準備をして運転開始を待つ。Cリフト終点には8時38分に到着、シールを付けて歩き始める。今日は夏道のある左の尾根伝いに登ることにした。Aリフトが運転前であればコース上を20分ほど歩いてAリフト降場手前から箕輪山の斜面に取り付くのが楽だ。箕輪山の西斜面は風が強いので全体がシュカブラとエビの尻尾で歩きづらい。山頂直下の低木帯に入ると特にエビの尻尾が酷く、甚だ歩きづらくなる。スノーシューの人も苦労しているようだ。箕輪山の山頂には10時01分に着いた。Cリフト終点から1時間10分もかかったことになる。振り返ると磐梯山がきれいに見える。箕輪山からの眺めは大変良く、360度の大パノラマを楽むことができる。少し東側に向かうと南東側がオープンバーンになっているのでシールを剥がして東鴉川の源頭へひと滑りする。下り過ぎないで笹平の位置まで高度を下げたらトラバースして尾根を跨ぐと仏沢の源頭に出る。途中、エビの尻尾が酷くて悪戦苦闘。素直に越せる方が珍しいのでこんなものだろうと諦める。
 仏沢に出たらシールを付け直して鉄山避難小屋を目指す。仏沢の雪はほぼ例年並みだが風が強いこともあってバーンは堅かった。左岸の緩やかな斜面を登っていく。鉄山西尾根に出ると鉄山避難小屋は目の前だ。小屋の外側はすごいエビの尻尾で覆われ今まで見たことも無いぐらい分厚く覆われていた。天気も良く風も無いので外で食事にしようかとも考えたが、小屋内部の状態も確認しておきたかったので冬期入口から中に入って20分ほど休憩した。
 11時44分、鉄山避難小屋から滑り始める。尾根はシュカブラとエビの尻尾で滑りにくいので、尾根の南斜面をトラバースするように下る。多少うねりはあるもののこちらの方がはるかに滑りやすい。岩弓橋から登ってくる人とスライドする。ここまで3時間ほどの登りだが最近では同ルートを往復する人も多くなった。荒天時には途中で戻ることが出来るのも利点だ。
 1642m標高点ピークとのコルまで滑り下り、次に迷沢の源頭に滑り込む。今年はほどほどの積雪量で滑るには問題ない。何処を滑っても良いが1500m標高点の南側、迷沢の右支沢の源頭から左の尾根のオープンバーンになっている雪原に滑り降りる。気持ちの良いところだ。1192m標高点の広い尾根に乗れば、後はルートを誤ることはない。早いものでこのルートの調査に入ったのはもう30数年も前になる。とっくに70歳を過ぎ、いつまで皆さんに迷惑を掛けないでご一緒させてもらえるものやら。
 高度1300mあたりまでは雪も良く気持ちよく滑ってくれたが、標高を下げるとともに重雪となり、まるで春スキーの様相である。途中から地竹取りの作業道に下り迷沢渡渉点まで道形を滑る。渡渉点では氷柱を見ながら最後の休憩を取ってシールを貼り直した。仏沢の地竹取りの橋は雪の重みで少し傾いていた。国道に出たら道路を横切り岩弓橋猪苗代側の駐車スペースに止めてあった車に乗り込み箕輪スキー場の車を回収した。いつもの新岩弓橋側の駐車スペースは登山者の車で埋め尽くされ完全にオーバーユース状態。これではいずれ問題になりそうだ。(和)

ルート図
電子地形図(タイル)(標準地図)を加工して作成

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