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No6548
吹越山 948m標高点(東山 938.9m三等三角点峰)
山行種別  山スキー
ふきこしやま 地形図

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山行期間 2021年3月9日(火)
コースタイム 国道347号駐車地点(8:23)→スノーシェッド脇・取付点(8:29)→若畑沼(8:56)→鉄塔(9:24)→吹越山(10:31,11:00)→東面滑走→標高700m地点(11:05,11:14)→吹越山(11:57,12:29)→標高570m地点(12:37,12:41)→鉄塔(12:48,12:56)→若畑沼(13:03)→国道(13:22,13:26)→駐車地点(13:30)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
スノーシェッド脇から取り付く 雪が少し固いが、天気は最高 若畑沼から見る吹越山
右側の小尾根を登る 吹越山の雪庇の下が雪崩れている スノーモービルも登ってる
雪が固いので慎重にトラバース 魅力的なオープンバーン 村山方面
荒○さんも快調に登る 真っ白な月山 東側のブナ林を滑走する
滑りやすい斜面 山頂まで登り返します 雪庇が崩落しているのが見える
翁山方面 村山葉山と月山 薬來山
北泉ヶ岳と泉ヶ岳 南斜面の滑走 下るのは早い
鉄塔まで登り返す 滑走した斜面を振り返って見る 無事駐車場に戻る

行動記録
 快晴の中、2年ぶりに吹越山を訪れてみた。今日は荒○さんとご一緒することになった。鍋越峠は冬期通行止めで通れなかったのだが、5年ほど前から通年通行出来るようになり、吹越山も山スキーの対象になって一部の人たちに登られるようになった。最近では県内のガイドによるツアーも企画されて訪れる人も多くなったようだ。夏は登山と言うよりハイキング気分で登れる山だが、冬は豪雪地帯で、豊富な雪とブナ林ありオープンバーンありの山スキーの山に変わる。
 当初の計画では宮城県側から登る予定だったが、荒○さんと相談し、滑らない林道歩きを避けて山形側から山頂を目指すことになった。会の山行管理に連絡しルート変更の了解を得る。山形県側のスノーシエッドの出口に数台の駐車スペースがあり、ここから準備をして歩き出す。
 登山口(取り付き点)はスノーシエッドの入口にあり、緩やかな登りを行くと一旦平らになり、沢筋を進むと30分ほどで若畑沼に着く。目の前に吹越山が見える。西側の尾根が雪崩で地肌が出ているようだ。若畑沼は凍っているので渡ることができた。どこから来たのかスノーモービルの跡が尾根まで続いていた。小尾根を登りだすと少し雪が固く、荒○さんはスキーアイゼンを付けたが私は持ってないのでそのまま登る。送電線の鉄塔まで来ると日が当たるのと暖かくなってきたので雪も少し緩んで登りやすくなる。
 この先、西側の雪崩れた所を回り込んで登るか、南の急な樹林帯を登るか荒○さんと相談し、南の樹林帯を登ることにした。雪が固ければアイゼンがないと滑落の危険が高まるが、雪が緩んできたので大丈夫だろう。前回訪れたときには雪も固く、はらはら、どきどきだったが、今日は雪も緩み始め気分的に楽に登れることができる。途中、思った通り一部分固い所があったがエッジをきかせて無事急斜面を登り切る。最後に緩やかな斜面をひと登りすると真っ平らな吹越山の山頂に着く。
 平らすぎて何処が山頂やら分からない。GPSではもっと北になるようだ。山頂からは翁山が真近に見える。西には月山、村山葉山が、南には船形山、北泉ヶ岳など大展望を楽しむことができる。大休止の後、東面を滑走する。、沢を落とそうとしたがガリガリで日の当たる尾根に回り込みブナの林の中を気分よく250m位落とし、登り返して山頂で昼食を取った。1人のスキーヤーが登って来た。近づいてみると何とお世話になっている、ゆうゆう館の佐○さんではないか。お店が休みで県境尾根から雪崩れた沢を登って来たとのこと。スノーモービルの跡で荒れていたと言う。私たちは登って来た南斜面を滑走して帰ると言って別れた。
 南斜面はオープンバーンあり、ブナの樹林帯ありと、何処を滑っても楽しめる所だ。一部雪庇の崩落があるので注意が必要だ。滑走は緩んできた雪で滑りやすい。ターンも自由自在に思いのままで、荒○さんも滑走を楽しんでいるようだ。あっという間に送電線の下まで滑り降り、鉄塔までスキーを担いで登り返してから小休止をとった。ここからトラバース気味に小沢を滑り若畑沼に出て往路を戻ることに。3月上旬というのに今日はまるで春の陽気で、春スキーを楽しんだかのように滑りを満喫出来て最高の一日になった。いつか翁山まで、足を延ばしてみたいと思う。(菊)

概念図

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トラック 往路=赤 復路=青 東面滑走=緑

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