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No6549 |
雄国山 |
1271.2m三等三角点峰 |
山行種別 山スキー |
おぐにやま |
地形図 |
山行期間 |
2021年3月11日(木) |
コースタイム |
雄子沢登山口(9:00)→雄国沼休憩舎(10:41,10:46)→雄国山(11:20,11:31)→コル・休憩(11:47,12:07)→1102m標高点(12:25,12:31)→ラビスパ(12:55) |
写真 |
写真は拡大して見ることが出来ます |
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雄子沢登山口から歩き始める |
沢床の作業道跡を進む |
アイゼンを履いた登山者と前後する |
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何とか雪は繋がっている |
ブナの緩斜面にあがる |
雄国沼休憩舎に寄ってみた |
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雄国山に登る途中で振り返って雄国沼を見る |
尾根に乗ると飯豊連峰が正面に見える |
尾根伝いに雄国山を目指す |
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すでに夏道が出ていた |
雄国山を挟んで古城ヶ峰も見える |
雄国山の展望台 |
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磐梯山も |
バーンは堅く良く滑ってくれる |
1102m標高点とのコルまで滑り降りる |
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1102m標高点へ登り返す |
ラビスパへ向かって樹林帯を滑る |
最後の急斜面に入る |
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日陰でバーンは堅い |
急斜面を抜けてラビスパへ |
雄国パノラマ歩道案内図 |
行動記録 |
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東日本大震災があって今日で10年になる。福島は第1原発の事故による水素爆発と放射能漏れによる汚染という環境の中で多くの県民が苦しんできた。今日ぐらいはおとなしくすごそうかと思っていたが、誘われたこともあってやっぱり山に出かけることにした。そういえば10年前の3月11日も山の中にいた。擬似好天が一瞬の内に暴風雪に変わり撤退する途中で大きな揺れに見舞われた。雪庇が崩落し背の高い木が大きく左右に揺られ、何が起きたかわからず地震と理解するまでに少し時間がかかったような気がする。
今日は好天にも恵まれ、雄子沢登山口から雄国山に登りラビスパに下りることにした。雄子沢登山口の駐車場にはすでに数台の車が止まっていた。登山口から夏道では無く、何とか雪が繋がっていることを期待して沢床のルートを選んだ。10日前とは違って雪解けがだいぶ進み沢が口を開けていた。それでも何とか雪を繋いで歩くことが出来た。このコースはあと1週間もしないで使えなくなりそうだ。バーンは緩みかけている感じで歩きやすい。途中でアイゼンを付けたパーティに追いつき、その後は前後しながら進むことに。途中で急なトラバースの斜面があるのでスキーアイゼンをつけた。結果的には対岸へのスノーブリッジが残っていて、1度の渡渉は必要となるが、スキーアイゼン無しでも沢床のルートは使えたようだった
渡○くんが雄国沼休憩舎を見たいというので、計画では真っ直ぐ雄国山の登る予定だったが、寄り道して雄国沼休憩舎に向かった。天気も良く誰もいない休憩舎は静かで、のどかな時間が過ぎていく。次は休憩舎から雄国山へと向かう。山頂へは30分ちょっとで着く。尾根に乗ると正面に真っ白い飯豊連峰が見え、振り返ると雄国沼を挟んで猫魔ヶ岳、猫石、古城ヶ峰が見える。奥には磐梯山のピークも見える。山頂には11時20分に着いた。360度の展望を楽しんでから、お昼には少し早いので1102m標高点とのコルへ下って休むことにした。
尾根伝いに滑り、コルに向けて樹林帯をひと滑りして最低コルへと降りる。20分ほど休憩して昼食をとった。多少風はあるもののもう春の陽気である。シールを付け直して1102m標高点ピークへ登り返す。ここまで来るとシールは必要なく最後の滑降にかかる。尾根伝いに樹林帯の緩やかなバーンを滑り左に折れて981m標高点ピークの手前のコルから右の急斜面に入る。ラビスパはすぐだが最後の斜面は日が当たらずにアイスバーンでスリップすると落とされる。慎重に高度を下げて無事ラビスパ駐車場まで下って山行を終えた。もう少し気温が上がれば、この斜面も楽に降りることが出来るようになる。(和) |
ルート図 |
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電子地形図(タイル)(標準地図)を加工して作成 |
電子国土webで見る
トラック |
往路=赤 復路=青 |
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