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Fukushimatoukoukai HomePage
No.3325
鳥海山 七高山・2229.2m三角点峰
山行種別 山スキー
ちょうかいさん 地形図 鳥海山


■山行期間 2002年5月19日
■コースタイム 祓川駐車場(7:58)→七ッ釜避難小屋(9:13,9:28)→七高山(11:43,12:10)→七ッ釜避難小屋(12:35)→祓川駐車場(12:58)
■写真
祓川駐車場 駐車場から鳥海山を望む 七ッ釜避難小屋
たくましいメンバー達 山頂を目指してひたすら登る
氷の薬師付近 七高山への登り 鳥海山山頂の七高山
山頂で記念撮影 七高山から新山を見る 七高山から滑降開始

■行動記録
 17日の金曜日の夜に福島を発ち18日は湯ノ台を滑る予定だった。しかし、雨が降り続き湯ノ台コースはあきらめ、矢島側に移動し猿倉登山口の駐車場にテントを張る。祓川の駐車場はテント設営禁止となっているのと、夜間エンジンをかけたまま駐車する人がいるので宿泊場所としては適さない。また、下のキャンプ場の駐車場も道路のすぐ脇なのでテントを張るのがはばかれる。猿倉登山口の駐車場は除雪していないので、この時期訪れる人も少なく祓川駐車場までの移動が短時間ですむ。もし、他の車が入っている時は迷惑になるので、もう一つ下の駐車場にテントを張ると良い。こちらの方は人がくることはまず無い。今回も相変わらず駐車場での路上生活だ。車のリアのドアを跳ね上げ雨をよけながらフキノトウとヤマメの天ぷらを揚げ、明るいうちからできあがってしまった。早めに就寝........
 18日、食事を済ませテントを撤収し車で祓川の駐車場に移動する。前日までの雨が嘘のようにガスが切れはじまり、駐車場から鳥海山のピークが顔を出す。雪は思ったより残っていて途中とぎれることもなく七ッ釜避難小屋にまで登ることができた。
 ほぼ夏道沿いに登って行く。氷の薬師を過ぎ左の尾根に取り付くと斜面は角度を増してくる。滑るには恰好のポイントだ。ゆっくりゆっくり登って11時43分、七高山に着く。退院して3日目のSさんも七ッ釜避難小屋までと言いながら、けっきょく山頂まで来てしまった。天気は快晴、風もあまり無く眼下に雲が広がるものの見晴らしは最高、恵まれた山行になった。
 シールをはずし滑降に移る。雪は典型的なザラメ雪、多少腐れ始まったが滑るに支障はないが、斜面は多少デコボコで気を抜くと飛ばされる。広い大斜面を一気に滑り降りる。さらに夏道をはずし、真っ直ぐ尾根伝いに滑ってから左に回り込み夏道に戻る。調子に乗って飛ばして滑っていったらクレバスが口を開けて待っていた。寸でのところで落ちないで済んだ。七ッ釜避難小屋の上の斜面に出てから小休止とする。
 小屋上部から左の斜面に入り込み滑り降りる。今日は天気も良く祓川の駐車場が良く見える。上からは雪の付いている斜面が見えるのでコース取りに苦労しない。祓川ヒュッテの右側の斜面をトラバースして駐車場に出る。だいぶ日焼けしてしまったが楽しい1日を過ごすことができた。
 帰りは、国道13号に出て山形北ICから山形自動車道に乗り、明るいうちに福島へ戻った。このコースが運転して楽なのと所要時間も短くてすむ。((I.I)
 
■概念図


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