足馴らしにと、初心者のための山スキー山行を企画した。今日はオープン前の蔵王澄川スキー場(スミカワスノーパーク)から刈田岳を目指した。スキーを履くのが2回目と言うN.Iさんを中心にして、いざ出発。
スキー場の駐車場には、ほとんど雪がない。ゲレンデに入り、最初は雪を拾いながら登って行く。2本目のリフトまでくるとしっかり雪がついている。よし、これなら滑るに支障はない。
2本目のリフトの右側を登っ行き、道路にでる。スキー場上部から先もしっかり雪がついている。ツアーコースのポール沿いは、雪がまだ足りなく、デコボコしているので歩きやすいところを見つけて登っていく。途中から中央コースの尾根には乗らないでエコーラインをパラダイスコースの交差地点まで登る。これは初心者が滑りやすいパラダイスコースの大斜面の雪の状態を見るためで、距離的には中央コースの尾根ルートを取った方が近い。エコーラインはこの時期としては珍しく、途切れることなく雪がついていた。
エコーラインから大斜面に取り付く。最初のうちは30〜40cm程度の積雪だったが、上部はしっかりと雪がついている。刈田岳の駐車場でスキーをデポしてつぼ足で山頂を目指す。駐車場より上部はシュカブラが発達している。滑れる人は山頂から滑れば良い。
山頂に立つと風は少しあるものの天気に恵まれ廻りの山々が良く見える。みんなで記念撮影をしてスキーデポ地点まで戻る。シールを外し滑降を開始する。N.Iさんは前の週の月山で志津から姥沢までの歩行訓練と道路滑りをしただけ、今回が2回目のスキー。どう降ろしたら良いものかと考えていると、転びもしないでなんとか滑っていく。たいしたものだ。
大斜面をエコーラインまで快適に滑る。道路も登る時にトレースを付けてきたので苦労しないで滑ることができた。スキー場からは、みんなは後見ゲレンデを滑り、私と初心者は道路を滑ってスキー場下部まで下りた。(I.I)
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