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No.3454 |
吾妻山・若女平コース | |||||
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山スキー | ||||
あづまやま・わかめだいらコース | ![]() |
天元台、吾妻山、白布温泉 |
■山行期間 | 2003年3月30日 |
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■コースタイム | 福島(7:10)=天元台・湯元駅(8:20,8:45)→リフト終点(9:27,9:35)→かもしか展望台(9:55,10:00)→凡天岩(10:28)→西吾妻山(10:45,11:00)→西吾妻避難小屋(11:03)→若女平(12:15)→西吾妻スカイバレー入口(13:42,13:47)→天元台・湯元駅(14:00)=福島(15:35) |
■写真 |
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天元台ロープエィ・湯元駅 | 湯元駅の改札口 | 天元台スキー場 |
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中大巓への登り | かもしか展望台 | 凡天岩への登り |
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凡天岩 | 西吾妻避難小屋 | 赤滝沢上部 |
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87標識 | やせ尾根でスキーを脱ぐ | カラマツ林の中を滑る |
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新しく付けられた標識 | 急斜面を下降する | 西吾妻スカイバレー入口 |
■行動記録 |
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今日も天気がよい。福島から車で1時間ほどで天元台スキー場の駐車場に到着、身支度をしてロープエィ、リフトと乗り継いでリフト終点までさららに1時間かかる。 リフト終点の監視所に計画書を提出し、ビーコンをチェックして歩き始める。最初は中大巓への急な登り。シールを利かして「かもしか展望台」を目指す。急な登りも20分ほどで終わり稜線に出る。稜線は広く、背の低い樹氷が美しい。 中大巓と凡天岩のコルまで一旦下り、凡天岩を目指して登り返す。凡天岩までくると、なだらかな西吾妻山が目の前に見える。西吾妻付近の主稜線は尾根が広く、吹雪かれた時など非常に迷いやすいので注意が必要だ。今日は天気にも恵まれたので西吾妻に直接登った。 悪天時にどうしても歩かなければならない場合は、凡天岩を確認したら、コンパスを西に振り天狗岩の祠まで移動してから西吾妻避難小屋を目指して雪原を南南西に向かう。500mの地点に小屋はある。見つけられなくとも、若女平に降りるには、その地点から北西にルートを取れば赤滝沢の源頭に下りることができる。慣れないメンバーの時は天元台スキー場から中大巓まで登ったところで進退の判断すれば良いと思う。 西吾妻山の山頂はだだっ広くて目標にするものが何もない。山頂からは西吾妻避難小屋は見えない。小屋へ下るには西北西に向かって樹氷の間を縫って滑り下りる。小屋を写真に納めて、いよいよ若女平への滑降へ移る。最初は緩斜面だが徐々に角度を増してくる。樹林の間を縫って滑るのだが重い新雪で快適な滑りとはいかない。なんとかコントロールしながら下りていくと、赤滝沢の源頭に出る。ここまでくると樹林も邪魔にならなくなる。標高1500m地点まで沢の中を滑って行く。右前方にダケカンバに覆われた若女平が見えてきたら、右にトラバースして尾根に戻る。最初に確認するのが、ツアーコースの87標識。沢を調子に乗って下りすぎるとコースと離れてしまうので、遅くとも標高1350mまでは尾根に戻りたい。 尾根にはツアーコースの標識がしっかり付いている。若女平のダケカンバの林を抜け、急斜面を下りるとやせ尾根となる。右側は小和須知沢に向かって切れ落ちているので充分注意したい。雪質が悪いときはいさぎよくスキーを脱いだ方が無難である。カラマツ林をくぐり抜けると、三角の105標識。この尾根を下っても良いが、私たちは造林地の中の小沢にづたいに下り、造林地を抜けたら急斜面を左にトラバースするように下りていく。再び造林地の中を滑り林道に飛び出す。最後に小和須知沢を渡り西吾妻スカイバレーの道路に出て、このコースも終わりとなる。車を置いてきた天元台スキー場の駐車場まで登り返し、福島に戻る。雪質は悪かったが、久々の若女平コースの滑り、天候にも恵まれ楽しむことができた。(I.I) |
■概念図 |
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