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No.3579 |
吾妻山・二十日平コース | 2035mピーク | ||||
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山スキー | ||||
あづまやま・はつかだいらこーす | ![]() |
吾妻山 |
■山行期間 | 2004年3月28日 |
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■コースタイム | 福島(6:30)=グランデコスキー場(7:55,8:30)=リフト終点(8:55,9:05)→西大巓(10:20)→コル(10:25,10:35)→西吾妻小屋(11:00)→西吾妻山(11:10,11:40)→二十日平→グランデコスキー場(14:25) |
■写真 |
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グランデコスキー場 | ゴンドラ乗り場 | ゴンドラを利用する |
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西大巓を目指して登る | 途中から西吾妻山を望む | 西大巓はもうすぐ |
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西大巓の三角点 | 西大巓から磐梯山を望む | 西大巓からの滑り |
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登り返して西吾妻小屋へ | 西吾妻山頂での集合写真 | 山頂でのんびり |
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天気が良いと食も進む | 西吾妻山からの滑り | 快適な斜面、やがて樹林帯へ |
■行動記録 |
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今日の目的は、1週間後に予定されている山スキーネットワークの山行のために、二十日平のコースに赤旗を立てることである。2週間前にグランデコから二十日平を経て西吾妻山頂手前までは赤布を付けておいた。 福島から1時間30分ほどでグランデコスキー場に着く。駐車料金は1台1,000円、駐車料金を取らなくなったスキー場が多い中で、グランデコは有料である。ただしリフトは50歳以上がシニア料金になる。多少安くなるのは良いのだが、あまりうれしくは無い。 計画書をパトロール詰所に提出し、ゴンドラに乗り込む。上部のリフトが動き出すのを待って乗り込み、リフト終点が8時55分着、シールをつけて樹林帯をゆっくり登って行く。オオシラビソの林を40分ほど歩くと木々の背は低くってくる。樹林帯を抜けると西大巓は目の前である。ひと登りで二等三角点のある西大巓に着く。天候にも恵まれ素晴らしい眺めだ。磐梯山が目の前に見える。 西吾妻とのコルまで、ちょっとの斜面だがシールを外し滑る。コルで小休止してシールをつけ直して西吾妻小屋へ。小屋の二階の出入口ドアが壊れていた。写真を撮ってから西吾妻の山頂を目指す。小屋から10分ほどで西吾妻山の山頂に立つ。記念撮影をして、ゆっくり昼食をとった。 いよいよ二十日平への滑降がはじまる。シールを外し無木立の大斜面を一斉に滑り出す。ひと滑りすると低い樹林帯に入る。1635mの尾根の左側に入り込まなければどこを下っても二十日平へ出る。1332mの尾根から左の斜面を下り二十日平に滑り降りる。木々の間はあまり広くないが滑るに支障はない。 二十日平の台地を越し、再び下降にかかるが、今度は立木が結構じゃまする。狭い木々の間を抜けると、1095m台地に出る。ここからピークの右を目指し中ノ沢に向かって延びる支尾根を利用して沢に降りる。この時期だと、まだ中ノ沢は雪が埋まっているが、誤って下りすぎると流れが顔を出すので、下降点を確認しておいた方が無難。 沢を渡り、グランデコスキー場まで斜面をトラバースして戻った。下りのコースタイムは、初心者もいたので時間を費やした。結構慣れている人たちだと、今日の半分もかからないと思う。下山報告はスキー場に忘れないで行うこと。天候が悪い場合は、このコースを慣れているリーダーとともに行動すること。 今回の山行には、アクシデントがあった。結果として全員無事に下山したが、リーダーとしては「え、こんなことも有り?」と勉強させられた。山では何があるかわからない。常に初心に帰って行動したい。(I.I) |
■概念図 |
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