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No.3806 |
小野岳 | 1383.4m二等三角点峰 | ||||
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山スキー | ||||
おのだけ | ![]() |
湯野上 |
■山行期間 | 2006年1月14日 |
■コースタイム | 田島(7:00)→大内部落手前駐車場(8:15,8:30)→取り付き(8:40)→鉄塔(9:25)→小野岳山頂(11:15,11:30)→取り付き(12:35) |
■写真 |
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道路から直接登り始める | カラマツ林の中を進む | 急な斜面を登り切ると鉄塔が出て くる |
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ナラとブナの林の中を登る | 1097mからはいったん下って登 り返す |
ダケカンバの林を抜けると頂上 |
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山頂にて、奥に磐梯山が見えた | 滑り出しから雪が重い | 滑りが楽しめそうな斜面が続く |
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重い雪での苦しい滑り | 杉林を過ぎるとすぐ道路である |
■行動記録 |
天気 曇り後雨 天気予報が雨だったこともありゆっくりしていたら曇ってはいるがまだ雨が落ちてくるには時間がありそうなのであわてて出発する。大内部落の手前に車を止めて中山へ向かう分岐の先の橋を渡ってすぐに道路脇から山頂から西にのびる尾根に取り付く。 雪に埋まった用水路(?)を渡り、最初の杉の林の急な斜面を登ると平坦なカラマツ林となる。雪も締まってラッセルもほとんどなく順調に進むが、傾斜がきつくなると足下からスノーボールが転がるようになる。樹林の中とはいえ今日は気温が急上昇しているので雪崩には十分注意が必要と感じた。しばらく行くと送電線の鉄塔に出て傾斜も緩くなる。 ここから1097m地点まではナラとブナの木が生えた斜面で、尾根の南側に雪庇ができていること、またところどころ雪面が大きな段々になっていることもあって登りづらくかつ下りの滑りでも苦労した。 1097m地点で一旦少し下って登り続けると山頂方向が見えてくる。ブナの木が多く見られるようになった斜面の中、重い雪のラッセルを続けるとダケカンバの平らな斜面となり北東方向に向かうと切り開かれた山頂に到着する。 下りは、山頂からしばらくは雪は重いもののなかなか快適な滑りであったが、下るにつれて雪はますます重くなるとともに、ターンしてもスキーで押さえた雪が流れるようになり苦労して雪庇の脇を滑り降りる。更に1097m地点から下は林の中は大量のスノーボールが転がっていて、狭い稜線を小さなターンで降りることになる。最後に平坦な斜面を滑って、道路に出る頃には雨が降り出し、もう一つ登るはずの予定は中止して、湯野上温泉に向かう。 このコースは、ルート的には迷う場所もなく危険な場所もないので初心者向きのコースであると思う。今回は豪雪の南会津にしては意外と雪も少なく、途中の稜線では地面も出ていたぐらいだったのでもっと雪のある時期、できれば新雪・粉雪の斜面を滑りたいと思った。(M.K) |
■概念図 |
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