トップページ//岩・氷/山スキー/ハイキング/雪山/入山データ/会紹介/東北雪崩講習会
Fukushimatoukoukai HomePage
No.3826
雄国山 1271.2m三等三角点峰
山行種別 山スキー
おぐにやま 地形図 磐梯山


■山行期間 2006年3月11日
■コースタイム 猫魔スキー場(9:00)→リフト終点(9:09,9:18)→雄国沼休憩所(9:45,10:10)→雄国山(10:42,11:02)→小休止(11:50,12:02)→ラビスパ(12:25)
■写真
猫魔スキー場が出発点 稜線へ出るリフトの運転開始は
9時からだった
クワットリフトで1349mピークへ
ピークから磐梯山が良く見える 雄国沼めがけて滑り降りる 少しだが快適な斜面
雄子沢川取水口の堰堤 雄国沼休憩所は冬期も使える ブナ、ミズナラの林を雄国山を
目指して登りはじめる
コルに乗ったところから雄国山
を見る
雄国山の展望台 尾根伝いに緩やかな斜面を降り
ていく
沢に沿ってラビスパを目指す ラビスパ駐車場へ最後の滑降 ラビスパは日帰り専用の入浴
施設で、地元の人たちで賑わう

■行動記録
 春のようなぽかぽか陽気の中、雄国山からラビスパに降りてみることにした。福島を発ち、ラビスパに車をデポして猫魔スキー場を目指す。最近ではどこのスキー場でもお客さんが少なくなっているようだ。8時を過ぎたと言うのに駐車場の半分も埋まっていない。リフトの運転も8時半からで、乗り換え無しで尾根に乗れるクワットリフトは9時からの営業だった。
 時間を待って乗り込む。9分ほどで1349mの広い稜線に着く。早速の滑りである。すぐに雄国沼に下りないで尾根伝いに1240m地点を目指す。そう狭くない木々の間を滑って行く。気温が高く雪が重たく感じるが滑るに支障はない。1240m地点からは雄国沼の堰堤を目指して真っ直ぐ滑り降りる。尾根の中間帯の木々が混み合っているが、前後は快適な斜面だ。思い思いにシュプールを描いて雄国沼に降り立つ。
 次に雪の消えかかった雄子沢川取水口の堰堤を進むと雄国沼休憩所に着く。リフトから20分ちょっとである。雄国沼休憩所は冬期でも鍵は掛かっていなく、利用することができる。ひなたぼっこをしながら表の丸太のベンチで休憩をとったのち、シールを着けて雄国山に向かう。
 ブナ、ミズナラの混交林の中を登っていく。稜線には雪庇が発達しているので、1236m寄りのコルから稜線に出てから雄国山の最後の登りにかかる。休憩所から30分ほどである。山頂には展望台があり、今日は天気も良く360度見渡せる。飯豊の山々も手に取るように一望できる。
 今日の登りは、この30分だけで後はシールを外して滑るだけである。暖かくて、まるでピクニックに来ているようだ。雄国山から北東に延びる尾根を滑る。1164mピークとのコルを確認したら左の斜面を滑り降りる。沢は雪で埋まっている。多少の起伏があるが、沢に沿って滑って行く。進行方向が北東から北に変わり北北西に変わるところで左から入る沢を確認する。雪が少なくて沢が顔を出しているが、下るに支障はない。今年は雪が少なく、もう沢が雪で埋まることは無いだろうから、4月に入ってからこのコースを滑るのは難しそうだ。
 左のカラマツ林を確認したら左の緩やかな尾根に乗る。沢はこの先狭まるので、沢の中を滑るのはここまで。カラマツ林を抜けると眼下にコテージとオートキャンプ場が確認できる。急斜面を降り、オートキャンプ場からラビスパはトラバースするような感じで降りていく。12時25分ラビスパ到着。休みながら滑ってきて来てリフトから3時間ほど、あっけなく終わってしまった。もう一本行けそうだなとど話しながら猫魔スキー場に車を回収に向かう。
 2年前にスキーで歩くこともままならなかったK君も、今では滑るのが楽しくてしかたがないようだ。楽しんでもらえただけ良かったかなと思う。(I.I)

■概念図


トップページ//岩・氷/山スキー/ハイキング/雪山/入山データ/会紹介/東北雪崩講習会