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No.3842 |
一切経山 | 1948.8m一等三角点峰 | ||||
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山スキー | ||||
いっさいきょうさん | ![]() |
土湯温泉、吾妻山 |
■山行期間 | 2006年4月23日 |
■コースタイム | 兎平駐車場(9:45)→蓬莱山下部(10:10〜11:57)雪上訓練→酸ヶ平(すがだいら)避難小屋(12:32)→一切経コル(12:58,13:04)→一切経山(13:13)→1928mピーク(13:37,13:41)→兎平駐車場(14:04) |
■写真 |
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ハイキング登山者のための歩 行訓練 |
何も持たないときの滑落停止 訓練 |
雪上訓練を終えて昼食 |
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酸ヶ平避難小屋から1928mピ ークを仰ぐ |
一切経山頂 | 吾妻の山々が手に取るように 見える。奥は飯豊連峰 |
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山頂には一等三角点がある | 1928mピークから酢ヶ平避難 小屋をめがけて滑降する |
兎平駐車場から振り返ると一切 経にガスがかかり始めた |
■行動記録 |
今日は労山福島県連主催の「ハイキング登山者のための雪山教室」に参加するために磐梯吾妻スカイラインの兎平駐車場に集合する。当初は雨の予報も前日に晴れマーク変わって、何か得した気分。県内のハイキングを中心に活動する会から多くの参加者が集まった。身支度をして蓬莱山の斜面を目指す。20分少々で訓練地に到着し、さっそく雪上歩行訓練と、何も持たないときの滑落停止訓練を行った。この滑落停止訓練が優れもので、初心者を雪の斜面の恐怖から解放してくれる。3班に分かれて講師の指導を真剣に聞きながら講習を受ける。冬山に何年も入っている私たちにとっても良い勉強になる。 訓練を終えて、参加者の皆さんと日だまりの中でゆっくり昼食を取る。ここで解散なので私たちはスキーを担いで一切経を目指す。30分ほどで酸ヶ平避難小屋に着く。新い立派なトイレが小屋の前に建てられていた。最近、酸ヶ平に来なかったので初対面である。 小屋から一切経のコルを目指して登っていく。空には巻雲、今日一日は何とか天気が持ちそうだ。コルまで登ってスキーをデポして一切経に登る。山頂は360度の大パノラマ、飯豊、朝日、蔵王、磐梯、素晴らしい眺めである。時間も13時を過ぎたので、のんびりとはできない。天気予報は下り坂、風も多少出てきたし西の空にはレンズ雲も出てきた。一旦コルまで下りてスキーを担ぎ、1928mピークに向かって緩やかに登っていく。前大巓までは行かずに酸ヶ平避難小屋をめがけて滑り始める。 買ったばかりの130cmのショートスキーは今日が滑り初め。K君にストックを貸したので、多少手持ちぶたさはあったものの滑るに支障は無し。ストックがなかったのと履いているのが登山靴なので、ちょっとスノーボードに乗っている気分、気持ちよく大斜面を滑り降りる。小屋を過ぎ、蓬莱山の斜面をトラバースして最短コースで兎平の駐車場を目指す。ショートスキーは滑りづらいのかなと思ったが、違和感も無く快調に飛ばせる。これも春スキーならではの楽しみかなと思う。14時04分、緩やかに登り返して兎平駐車場に着く。振り返ると一切経の山頂は、すでに層雲に包まれてしまっていた。スキーを車に積み込み福島に戻った。(I.I) |
■概念図 |
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