トップページ/沢/岩・氷/山スキー/ハイキング/雪山/入山データ/会紹介/東北雪崩講習会 | ||
Fukushimatoukoukai HomePage |
No.3958 |
中吾妻山 | 1820.6m三等三角点峰 | ||||
![]() |
山スキー | ||||
なかあづまやま | ![]() |
吾妻山、中ノ沢 |
■山行期間 | 2007年3月21日 |
■コースタイム | 福島(5:30)→金堀集落(6:02,6:25)→中吾妻登山口(7:50)→中吾妻山(11:05,11:25)→登山口(12:25,12:45)→金堀集落(13:30) |
■写真 |
![]() |
![]() |
![]() 1800m付近 |
議場の中吾妻山登山口 | 取り付きのヤブの尾根 | |
![]() |
![]() 東吾妻を望む |
|
中吾妻山の山頂 |
■行動記録 |
天気 曇り時々晴れ、山頂は曇り 金堀集落の林道最終除雪地点に車を止める。心配した雪の量は問題ないので一安心。林道が曲がりくねる手前830m付近、橋の手前から支沢に入る。水が所々出ている。地図上では二俣の右俣を詰め上がれば林道をカット出来るが、水が出ていたので間の尾根に取り付くとうまい具合に林道に乗れた。 ここから退屈な林道歩きを強いられる。こんな所にくるのは福島登高会かキャノン山の会ぐらいかな。登山道が唐松沢を渡る橋が昨年来た時は崩壊していたので、林道が唐松沢を渡ってから藪尾根に取り付く。 1000mから1100mまでと1200mから1300mに急斜面があり、ここを過ぎると1500m付近まで広く、平らな尾根を進むことになる。前回は迷わないように唐松沢の支流沿いにルートを取ったが、どうも距離が長くなるので、今回はコンパスで方向を決め、赤布をつけながら直線的に進む。 1700m付近からはくるぶしぐらいのラッセルになる。少し樹間が広い所はクラストしていて、雪質がめまぐるしく変わるので帰りは要注意。山頂は左から巻いて裏から登る格好になった。今まで木に雪がついて美しかったが裏側の木は全部枯れていて不気味な光景。 山頂からの展望はガスのため、東吾妻山と一切経の辺りが少し見えるだけ。積雪は私の持っているゾンデ棒2.5mは埋まってしまった。多分今年最後になるだろうのパウダーを期待して今回計画したが、樹間が狭い所はパウダー、広い所はモナカと変化するので、飛ばしすぎは禁物。もう少し樹間が広いと楽しめるのだが。 1600mから下はブナの大木の林になり快適。斜度がないのでノンビリ下る。1300mからの急斜面は尾根右側の唐松林の木が大きく間も広く、楽しめる。1100mからの急斜面は樹間が狭く、藪も出ているし、モナカバリバリで苦労する。登山口で大休止し、シールを付ける。林道をカットした所でシールを外し、最後の滑りを楽しむ。今回はラッセルがあまりなく、ショートカットもうまくいった。意外に時間がかからなかった。(M.M) |
■概念図 |
![]() |