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桧原湖畔探勝路
山行種別  無雪期一般
ひばらこはんたんしょうろ 歩行距離 8.5km  累積標高301m

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山行期間 2020年6月12日(金)
コースタイム 長峯舟付・桧原湖畔探勝路入口(10:40)→松原キャンプ場(10:58)→吊り橋(11:20)→あずまや(11:38)→ビースタイルキャンプサイト(11:51)→姫沼(12:20,12:37)→道路・中瀬沼探勝路入口(12:43)→長峯舟付・桧原湖畔探勝路入口(13:30)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
長峯舟付からの桧原湖畔探勝路入口 左側が探勝路 クルマバソウ
シロバナカキドウシ? 吊り橋への案内板 マイズルソウ
コバノフユイチゴ? 松原キャンプ場を通る ウワバミソウ(ミズナ)
右上に桧原レイクサイドホテル・エストーネが見える 湖面の脇を歩く ベンバナイチヤクソウ
ギンラン 吊り橋を渡る ノアザミ
見事に育ったシロツメグサ タニウツギ ハナニガナ
四阿まで来て引き返す人も多い 探勝路はビースタイルキャンプサイトまで 船着き場もある
サイトステーションに向かう道路を進む 途中から中瀬沼探勝路へと入る ホタルカズラ
中瀬沼探勝路入口の案内板 姫沼へと向かう ヒオウギアヤメ
オオカメノキ 姫沼 チゴユリ
中瀬沼探勝路入口の駐車場 オオダイコンソウ コウリンタンポポ
フランスギク アカツメクサ(ムラサキツメクサ) ペンションの庭に咲いていたが、ピンクのミヤマオダマキ?
植栽されたミヤマヨメナ? セイヨウタンポポ 長峯舟付の道路にある桧原湖畔探勝路の案内板

行動記録
 桧原湖の東岸に「桧原湖畔探勝路」が整備されている。途中にはキャンプ場や吊り橋もあり変化に富んでいる。コースは長峯舟付からビースタイルキャンプサイトまでの片道の散策路なので吊り橋や途中のあずまやで折り返す人も多い。今回は長峯舟付の桧原湖畔探勝路入口から入り、復路は中瀬沼探勝路から姫沼を巡って周回コースを歩いてみることにした。
 国道459号の長峯舟付から探勝路は始まる。入口にある「東北自然歩道」の案内板が目印である。車は少し入ると5〜6台止められるスペースがあるので置かせてもらう。ここにも案内板がありコースは長峯舟付から桧原湖畔を通り吊り橋を渡って中瀬沼を回ってからサイトステーションへ向かうようになっている。歩き始めるとすぐに道はふたつに分かれるので車止めのある左の散策路に入る。歩道は舗装されて多少のアップダウンはあるものの湖畔の右側を進んで行く。クルマバソウやマイズルソウが咲いている。今まで目にしたことがなかった(いつものことだが咲いていても見逃していることが多い)シロバナカキドウシやコバノフユイチゴなども咲いていた。葉の形状、花弁から判断したが違っていたらご指摘いただきたい。
 歩き始めて20分もしないで松原キャンプ場に着く。松原キャンプ場は湖畔の脇にあり車では入れない、不便だがキャンプ場を利用する場合はボートで行くか探勝路を歩いて行くことになる。そんな不便さが良くて訪れる人も多いようだ。散策路は鬱蒼とした樹林の中を進んで行く。足元にはベナバナイチヤクソウやギンランが咲いている。いかり潟キャンプ場を過ぎると吊り橋に着く。橋の上からは釣り糸をたれるボートが見える。この吊り橋は11月下旬から4月上旬の間は踏み板が撤去され雪の季節は利用できない。しばらく行くと後から人の話し声が聞こえてきた。急ぎではないので道を譲って先に行ってもらうことにした。ゴミ袋と火バサミ持参で清掃作業をしてくれているグループだった。これから訪れるハイカーも増えるので奉仕活動をされているのだ。今まで歩いて来たところではコースにゴミひとつ落ちていなかったが、これも皆さんの地道な活動のおかげだろう。
 あずまやで休んでいた先ほどのグループの脇をすり抜け先へ進む。10分ほど歩くと探勝路は終わり、ビースタイルキャンプサイトのエリアに入る。芝生のキャンプサイトを抜け左に船着き場を見たら道路を歩いてサイトステーションの方向へ進む。橋を渡り「中瀬沼探勝路」の標柱が出きたら右に折れる。中瀬沼探勝路入口まで来ると東北自然歩道の案内板とクマ注意!の看板があり、道幅は狭くなる。
 途中から中瀬沼探勝路を外れて左に折れ、レンゲ沼方向へと進む。次の三叉路は右に折れ姫沼へと向かう。姫沼で遅めの昼食にした。平日でもあり人の気配は無い。ゆっくりと時間をすごしてから県道米沢猪苗代線にある中瀬沼探勝路入口の駐車場の所に出た。あとは道路を歩いて車を置いてきた長峯舟付まで戻るだけである。
 東北自然歩道の案内板にはサイトステーションまでコースになっていて、上手く計画すればサイトステーションバス停から北塩原村が運行する無料のコミュニティバスを利用できる。朝の通学時間を除けば観光目的でも大丈夫とのこと。その他にも今年はコロナ騒ぎで運行を見合わせている「森のくまさん」バスも例年だとあるので、移動手段として活用出来る。また、時間がたっぷりあるのであれば、五色沼自然探勝路から桧原湖畔探勝路を歩き、中瀬沼探勝路、レンゲ沼探勝路、曽原湖畔探勝路、休暇村自然探索路をひと筆書きで巡って裏磐梯ビジターセンターに戻る「よくばりコース?」も可能だ。(和)

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