Fukushima toukoukai Home page
No.6409
霊山 霊山 791.5m二等三角点峰
山行種別  無雪期一般
りょうぜん 地形図

トップハイキング>霊山

山行期間 2020年11月1日(日)
コースタイム 湧水の里駐車場(9:59)→展望台ピーク(10:33)→岩峰基部(10:40)→不動岩(10:56)→日枝神社跡(11:27)→暖炉のある住居跡(11:45)→霊山二等三角点峰(12:02,12:05)→日枝神社跡(12:35)→霊山寺跡(12:43,13:10)→トラバース道分岐(13:30)→霊山閣分岐(13:42)→湧水の里(14:09)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
霊山湧水の里の駐車場 湧水の里の管理棟 湧水の里の湧き水
園内を登っていく あずまや 最上部のあずまやを潜って登山道へ
途中にある単管で作られた橋 文部省時代の境界杭 支尾根に乗る
霊山の全体図 岩峰が見えてきた トリカブト
岩の間を縫うように登っていく 足場用の資材で作られた階段 八方観
吾妻山が見える 不動岩基部へと下る桟橋 不動岩の基部をトラバース
不動岩の標識 片桟橋を渡って進む 紫明峰は不動岩や鷲岩などを含む全体の名称
西物見岩が見える ここからも安達太良、吾妻が良く見える 天狗岩入口の標識
日枝神社奥宮の左手にある霊山寺奥の院千手観世音 日枝神社跡・日枝神社奥宮 日枝神社跡から土塁に沿って尾根伝いに進む
踏跡と赤テープ 住居跡 暖炉だけが残っている
点名・霊山二等三角点 日枝神社跡に戻る 霊山寺跡へ向かう途中にある独古清水
霊山寺跡 足元には紅葉清水が流れる 戻って霊山閣への下山路からトラバース道へと入る
朽ち果てて板は踏み抜けしそう 紅葉が進む やっぱり霊山の紅葉はきれいだ
湧水の里に戻ってきた 山を終えてから霊山神社に寄ってみた(参道の石段) 霊山神社(車で近くまで上ってくることが出来る)

行動記録
 紅葉には少し早いかと思ったがリハビリで歩かなければと思い霊山に向かった。1週間前ほど前からたくさんの人が霊山を訪れていて、今回は人混みを避けて湧水の里から登ってみることにした。
 湧水の里は水害による被害もあり復旧作業のため園内への車の乗り入れは禁止されていた。訪れてみると紅葉シーズンでもあり、この日は日曜日で工事はお休みで駐車場の半分が解放されていた。しかし既に満車状態で隙間を見つけて何とか駐車した。湧水の里はキャンプ場トして利用されていて園内の道路を登っていくと管理棟があり、その後に湧き水があるので給水はここでできる。
 登山路は管理棟の脇から急な作業道ほどの幅のある道を登って行く。標識もしっかり付いて、登って行くと四阿(あずまや)がありその中を通って行く。紫明峰の取付までは山腹をトラバースするように進む。湧水の里から30分ほどで尾根に出て霊山閣跡からの道を合わせる。右に展望台があるので登ってみるが、落葉しているものの樹林に覆われて見晴らしは全く無かった。昔の展望台と呼ばれた面影無い。戻って紫明峰へと向かう。急坂を登ると岩峰の基部に着く。見上げる岩峰は写真に収めきれないほどの高さがある。紫明峰のルートは岩峰基部を縫うように進む。賞仙洞を抜けて行くと、足場用単管で作られた階段があり岩の中をくぐって八方観を望む展望岩のところに出る。八方観とは八方を見渡せるから八方観と言われるのか、岩峰のことを言うのかわからない。岩の上は足場が悪いので充分注意したい。
 次に桟橋を下って行くと不動岩の基部に着く。見晴らしも良く、少人数であれば休憩スペースもあるのでノンビリするのも良い。その先は片桟橋で不動岩を回り込むように進む。桟橋下を覗き込むと桟橋が出来る前のコースがあり岩場に鉄筋が打ち込まれただけのもののようだ。変化に富んだ道が現れる。鷲岩の展望岩を過ぎ、紫明峰の案内板まで来ると西物見岩が見えてくる。天狗岩、稚児岩入口分岐を過ぎると紫明峰の岩峰もここまでで、後は日枝神社跡への下り道になる。霊山閣跡からの道に合わさるので左に折れ日枝神社跡の入口に着く。日枝神社跡には今は日枝神社奥宮の建屋と霊山寺奥の院千手観世音が祀られた観音堂がある。
 ここまで普段だったあまり人と出会わない紫明峰のルートでたくさんの人とすれ違った。霊山のメインルートの人混みは遠慮したいので西物見岩に行かないで霊山の三角点に向かうことにした。山行管理担当に連絡し行程の変更の承認をもらう。日枝神社跡から土塁に沿って登っていく。登山道は無いが歩くに支障ない程度の踏跡がある。踏跡は土塁の上か、その脇に付いているので不明瞭になっても土塁から離れなければ良い。20分ほど進むと暖炉が残っている住居跡に着く。コンクリートの土台は数カ所あり、水場もある。三角点のピークまでは更に15分ほど進む。途中1箇所だけ左側が切れているところがあるので注意したい。三角点ピークには12時02分に着いた。展望は良くない。点名は霊山、二等三角点である。三角点を写真に収めて日枝神社跡に戻ることにする。
 日枝神社跡から南北朝の動乱によって焼き払われたと言われている霊山寺跡へと向かう。独鈷清水の案内板を通り10分とかからないで霊山寺跡に着く。遺構分布図もあるので昔の面影を想像してみるのも良い。紅葉清水は次の広場へ向かうすぐのところにあり、独古清水と違って水も流れている。周辺を少し歩き回ってみた。玉野方面の道もしっかりついている。遅い昼食をすませ湧水の里へ戻ることにする。霊山閣への下山路を行き、途中からトラバース道へと入る。途中何カ所か水も取れる程度の小沢もある。単管橋もあるが敷板が朽ち果てて踏み抜きそうなので注意したい。紅葉もだいぶ進み目を楽しませてくれる。それでも国司沢と比べると見劣りするのは仕方ないだろう。霊山閣への道を分け尾根を越えて進み湧水の里へと戻った。(和)

空間放射線量

観測地点/特徴 標高 時間 最大値 最小値 平均値 緯度/経度
Data1 湧水の里駐車場/敷砂利  405m 9時59分 0.123 0.115 0.119 37゚47'01.65"/140゚40'08.42"
Data2 不動岩基部/岩、脇落葉広葉樹林
 
670m
 
10時57分
 
0.065
0.133
0.063
0.117
0.063
0.126
37゚46'44.04"/140゚40'37.30"
2015/10/26データ
Data3 天狗岩分岐/アカマツ含む混交林
 
760m
  
11時22分
 
0.390
0.370
0.382
0.363
0.385
0.367
37゚46'40.64"/140゚40'54.46"
2019/11/27データ
Data4 日枝神社跡/スギ、草
 
730m
 
11時28分
  
0.443
0.957
0.432
0.834
0.437
0.927
37゚46'37.04"/140゚40'56.97"
2015/10/26データ
Data5 霊山二等三角点峰/笹、広葉樹林含む混交林 792m 12時04分 0.220 0.215 0.217 37゚46'54.61"/140゚40'41.19"
Data6 暖炉のある住居跡/アカマツ、広葉樹林の混交林 795m 12時23分 0.380 0.372 0.377 37゚46'43.12"/140゚40'52.49"
Data7 霊山寺跡/アカマツ、カラマツ含む混交林
 
740m
 
13時10分
 
0.630
1.145
0.613
1.131
0.622
1.138
37゚46'37.65"/140゚41'11.18"
2015/10/26データ
特記 緯度経度はGPSの性能の関係で多少の誤差があります。/放射線測定器 PA-1100(堀場製作所)/標高については国土地理院地図に表記のあるものについてはその数値、無いものについては電子web地図で表示するおおよその数値を掲載しています。
行動中の積算被ばく量 1.260μSv/h

概念図
電子国土webで見る
トラック 往路=赤 復路=青


トップ

Copyright(C) 2020 福島登高会 All Rights Reserved.